今からでも変われるかな

もう生きているのが疲れた。めんどくさい。
頑張ってる人が偉い風潮が嫌い。平凡に生きたいのに許されない。自分に課された役割や責任を果たさなきゃと考えるのがつらい。
もう20年も生きたのに、なんでまだ生き続けなきゃいけないんだろう。

私は毒親育ちでアダルトチルドレンらしい。もしかしたら私が毒子供かもしれない。
小さい頃から怒られて、なぜか、私は悪い子でいなきゃいけないんだと思っていた。アダルトチルドレンはいい子でいなきゃと思うらしいけど。怒られすぎて、怒らせてあげなきゃ(？)のような気持ちがおそらくあって、私はダメな子だから、いい子でいてはいけないと、怒られているときはずっとそう思ってた。
怒られるのが怖くて、いつも怒られて、自分を守るために、話を聞いてなかった。その場しのぎで返事をするから、また怒られる。そしてまた聞き流す、怒られる、の繰り返し。
やってること全部否定されて、考えも否定されて、ダメな子になって、何も決められなくなった。大きくなって、決めなきゃ行けなくなった時、もう何も決められなくなった。
厄介な事に、自分がやりたいことしかできない性格だった。それでも大学受験までは、なんとかやってきた。
大学卒業後の進路を決めるのに、やりたいことは？と聞かれても、どうせ否定されると、何も言わなかった。やりたいことがないなら、親の言うことをやれと言われ、反論もせずとりあえず話を終わらせた。ちゃんと話した方がいいことは分かっている。話さなかったせいでこうなったのも分かってる。でもめんどくさい。やりたくない親の言うことをやるのもできない。本当、生きづらい。ここで普通は頑張るのだろうけど、なぜか諦めもつかず、ダラダラ過ごしまた怒られる。この歳にもなって、怒られ続けて、本当は早く改善したい。でも、どうせ無理という思考が邪魔をしてくる。
怒られている時、自分の人生に責任がなさすぎだと言われた。私の人生って私のだったの？と思うくらいには自覚がなかった。それくらい、大事なことは何も決めなかったし、決められてきたから自分の人生じゃないと思ってた。
家の外に出て、親以外の情報を得られるようになって、自分と同じような境遇の人が親から逃げ出したのを見て、私もそうなれるかなと思ったけど、慣れなかった。自業自得の部分もある。いや、それしかない。何も頑張れず、先のことは考えられず、何もできない、自分なりにやったつもりが空回りの自分が悪いのだ。いつまでも子供で、親から離れられず、行動に移せない、全部全部、自分が悪いのだ。
だから、毒親持ちのアダルトチルドレンなのではなく、私が毒子供なのだ。

私の運が悪いことは、親が経営をやっていることだ。そして親が幼少期壮絶な人生を歩んでいることだ。そして最悪なことは、親の性格、教育方針と私の性格の相性が(多分)最悪なことだ。きっと正反対なはずだ。私も親や社会のことをわかってないくせに、自分のことを分かってくれないと、敵認定する。
親が、子供には不憫な思いをしてほしくないと、たくさん手をかけてくれた。それなのに、感謝することができない。嫌な思い出の方が前に出てくるから。お金も時間も、貴重な話もたくさんくれたのに、立派になれなかった。
親がいるだけマシ？お金持って贅沢してるのにそんなこと言うな？仰る通りです。
親がいて、お金があったら、幸せな顔をしなければいけない。おまけに五体満足で、友達もいて、何に不満があるのか。私は悩んではいけなかった。現状に感謝し、親孝行し、家を発展させる義務がある。
私は平凡な暮らしがしたいのに。心が健康ならそれでいいのに。自分の好きなものに囲まれて生きていければいいのに。最低限のものがあればそれでいいのに。
そんなことを言ったら、今お金に困ってないからそんなこと言えるんだろと叩かれる。分かってる。
お金がなくても、目標のために頑張れる人が羨ましい。
そんなことを言ったら、今に不満がないから努力ができないんだと言われる。嫌味だと。

私は幸せを願ってはいけないのか。
目に見えるものだけで幸せを判定され、文句を言うことも許されない。
こんな世界で生きていたくなんかない。
全部全部、私より不幸だと思ってる人には嫌味の記事でしかない。そうだ、嫌味だ。あなたなんかよりこんなに幸せなのに、私辛いの、という悲劇のヒロインだ。
別に、不幸に順位なんかつける必要なんかないのに。みんな、どんな境遇であれ、困難はあるのに。私も辛い、あなたも辛いじゃなぜだめなのか。お金が無くて親がいないと、不幸になってはいけないのか。なぜ不幸な人が偉いみたいな風潮があるのか。

日本はいい国だ。外面は。自分より幸せな人も不幸な人も陥れ、牽制しながら生きなければいけないところ以外は。
いや、私と相性が合わないだけかもしれない。

スケールが大きくなってしまった。国関係なく、もう人対人なのだ。私は親とマッチしなかった。ただそれだけ。それだけで、お互い毒になってしまったんだ。
今日も、死ねずにダラダラと生きる。