勉強は娯楽なのか
父と進路相談をしてる時に、勉強は娯楽だよねという話になった。
小学校、中学校までの勉強は、国民の義務なので娯楽ではないだろう。
義務教育が終わった後の高校は娯楽なのか?
その先の大学は?大学院は?専門学校は?
進路を考える中で、また現在教育機関で勉強している者として、勉強について考えたことを述べたい。
結論、極端なことをいうと勉強は娯楽である
極端なことをいうと、勉強に対する考えを突き詰めた結果、勉強は娯楽であるという考えに行き着いた。
例を挙げると、大学院の修士、博士での勉強は娯楽である。
娯楽というとピンとこないかもしれないが、やりたいことにお金を払っていると考えると、分かりやすくなるだろう。大学を卒業した後の進路として就職が多いことを考えると、その先の進学は娯楽といえる。
さらに極端なことを言うと、高校以上での勉強は金持ちの娯楽である
これは本当に極端な話である。この意見に賛成する人は少ないかもしれない。
義務教育を終えた後、多くの人は高校等に進学するだろう。しかし、経済的に余裕がない人は、中学を卒業して働き始めるかもしれない。そんなことあるのか?と思うかもしれないが、これはどうだろうか。高校を卒業し、大学に進学したいと親に相談したら、お金がないから進学は諦めて就職しなさいと言われた、と言う話は少なくはないのではないか。
大学院進学だけでなく、高校、大学での勉強は娯楽であり、経済的に余裕のある人のすることであるといえる。
この考えに至った理由
自動車が普及したとき、それは馬車等に変わる生活必需品となった。時が経つにつれ、自動車は公共交通機関に取って代わられ、経済的余裕のある人々がドライブなどの趣味のものに変化していった。つまり自動車は生活必需品から娯楽に変わったのである。
全ての自動車ユーザーが娯楽として使っている訳ではないものの、娯楽として使っている人もいることは否めないだろう。
勉強も同じである。この自動車の話から、勉強は娯楽だという考えに至った。
ここまでの考えは、本当に極端で、実際、私自身勉強は娯楽だとは思っていない。だって楽しくないから。(笑)
そうではなくとも、全員が娯楽と思って進学してるわけではないだろうし、生活(卒業後の職業)のために進学している人がほとんどだろう。
娯楽=楽しいこと、ではなく、ここでは生活に絶対になくてはならないものではないが、あると生活を豊かにしてくれるもの、としている。
知識があると、金銭面でも生活面でも豊かになるだろう。そう考えると、勉強は娯楽であるといえるかもしれない。
ここでいう娯楽は楽しいことではないが、勉強が娯楽なのだとしたら、楽しまないのはもったいないかもしれない。
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