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[4]ヴェイパーフライとランニングのお話

私はランニング歴2年ほどのサブ3.5ランナーです。もともとランは大の苦手だったんですが(膝が弱くて)、ほぼ唯一といえるスポーツ経験である自転車の心肺機能のおかげでなんとかサブ3.5、シンスプリントに1年間苦しんでいるので目標のサブ3は来季に持ち越しな感じです。

表に出す言葉は感覚派であることを心がけてはいますが、基本的にはあれこれ考えたり研究・実践するのが好きです。ま、アウトプットはシンプルにってのは基本ですよ。

シューズは足の形が特殊でけっこう苦しんできましたが、今はニューバランスが足に合うと知って以来のニューバランスばっかり履いてる人です。

ヴェイパーフライというか厚底とかカーボンプレート論争

基本的には、全くランやらない人があれこれ言ってたら「うっせーな!シューズじゃそこまで変わんねえよ!笑」くらいな感じです。ためし履き程度もしたことないです、最新のズームフライはためし履きしたことありますが(NIKE合わない自分でも履けてビックリした)。

シューズオタク界隈では、カーボンプレートは推進力というよりは接地時の安定性のために使われているとされています。厚底によるクッション性で疲労軽減、厚くすることでつま先を削る高さを稼げて前に「ぐるん!」と脚を倒すためのいわゆるロッキング性能も高められます。が、それだけでは安定しないんですよね、軽さも大事なのでミッドソール(クッション材)に選べる素材の選択は限られます。

そこで、カーボンプレートを入れて安定させようっちう設計思想らしいです。

まぁ、あくまでも「らしい」しか分からんのですが。

なので、推進力はあくまでも「脚を倒そうとする動き」と「ランナー本人の能力」ですね。副次的要素というか二次作用?としてカーボンプレートの働きがある感じです。

ランやらない人は知らないでしょうけど、ホカとかスケッチャーズとか各社カーボンプレート入りのシューズ出してます。ヨネックスまでも。キャッチーだからと「カーボンプレートが~」なんて言ってるのは違います。

もちろん、義足のランナー的に今後はカーボンプレートがそのまま推進力に使われるなんてこともあるでしょうから、制限は必要ですね。まぁ、短距離スパイクのソールにはプラスチックのプレートが使われているので、いまさらですけど。

アホな話

制限は必要なんですよ、例えば100M走で高さ98.5Mくらいのの厚底シューズを履いて倒れたらたぶん9秒かかんないです。ランナー(走ってないからランナーじゃない気もするが)は死ぬと思いますけど。

ルールによる制限は必要ですね笑

それは置いといて

「流行りだから」と私の知り合いでもレースでいきなりヴェイパーフライやズームフライを使おうってな人がいます。

怪我するからやめとけ。

まぁ、彼らはそういうネタに乗っかりたいだけの人なんで知ったこっちゃないですけどね。いつもインスタ映えとかで「おしゃれなカフェ」を巡ってるだけの人らはそんなもんです。

行動原理として「流行ってるから」「話題だから」ってのは理解ができません。私なんて「好きかどうか、おもろそうかどうか」しかないですからね。

どんな道具でも、設計思想が違うものをいきなり本気だす時に使ったら性能を活かせないでしょうよ。ってのが普通のものの考え方だと思うんだが。

なんでこうなるかねぇ、、┐(´д`)┌ヤレヤレ

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