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孫正義の参謀 読書メモ2

シュンペーター「経済発展の理論」

企業家とはイノベーション(新結合)を実行する人物である。
1. 新しい財貨の生産
2. 新しい生産方法の導入
3. 新しい市場の開拓
4. 原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
5. 新しい組織の実現(カルテルによる独占の形成やその打破)

カエサル

何者にもまして私が自分自身に課しているのは、自らの考えに忠実に生きることである。だから、他の人々にもそうあって当然と思っている

借金が少額のうちは債権者が強者で債務者は弱者だが、額が増大するやこの関係は逆転する。

塩野七生「ローマ人の物語」

ローマ人はあらゆる点で他に劣っていたが、自分たちの持っているものを徹底的に活用する力があった。

ドラッガー :目標のあり方

1. 目標は行動のためのもの
2. 目標は資源と行動を集中させるため
3. 目標は一つでなく複数たるべき

孫社長の50年計画

19歳の時に考えたもの。
30代で1000億円規模の軍資金
40代で1兆円を超える規模の勝負。
→実際に48歳でボーダフォンを買収した。

2007年5月に純増トップ。(ホワイトプランがウケた)
「勝ちグセをつけるためには一度でもナンバーワンにならないといけない。そうすれば士気が上がる」

2007年6月に犬のお父さんのCM
犬がお父さんのアイデアをクリエイターが発表したときに、孫社長は「天才だ」と叫んだ。

松下幸之助の言葉

世界の繁栄は二十一世紀には日本を中心としたアジアに回ってくる
成功の要諦は成功するまでやめんこっちゃ

孫社長がジョブズから利権を得た秘話

2006年
モバイルに参入するために武器が必要だと考えた。そのときにジョブズしかその武器を作れる人物はいないと考え、直接会いに行った。

iPhoneは2008年に発売されたが、まだ誰1人としてそのことを知っている人はいなかったから、ジョブズは驚き、日本市場での利権を売ることを約束。

それを実現するために200億ドルでボーダフォンを買収。孫正義がジョブズがサインするのをためらったときに、サインをしてくれるなら日本のキャリアを連れてくると言った。

成功するビジョンの三大要件

1. リーダーの強い意志
2. シンプルかつ具体的
3. 共感できる内容

経営学者ジョンコッター

優れたアイデアを葬り去る4つの基本戦略
1. 不安を煽る
2. 遅延による消滅を狙う
3. 混乱に陥れる
4. 誹謗中傷

東北大震災

1000年に一度の正義を考えたら復興が優先。CEOを三ヶ月辞めさせてもらいたいと言った。

トルーマン

一生の間にどんなことでも達成できる。それが、誰の功績とされても気にしないのであれば

堺屋太一:偉大な人の基準

1. 斬新で効果的な理念、理想を創造していたか
2. 理想を実現するための具体的な構想、構図を描きえたか
3. 構想を実現するための組織を作り、実行を成しえたか
4. 現実政治の中で他人を納得させ、良き人間関係が作れたか
5. 地位と役割にふさわしい知識と技術と体力を備えていたか

パウエル統合参謀本部議長

何事も夜思うほどには悪く無い。朝は状況が改善してるはずだし、手もいくつかうてる

君主論

策略によってであろうが、力によってであろうが、まず何よりも勝利を収めなければならない。

書籍

孫正義の参謀―ソフトバンク社長室長3000日

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