風通し

聞き飽きた言葉だが、トラブルが起きると必ず言われる言葉がある。

『ホウレンソウができていない』
報告
連絡
相談

大事なことは、一定の経験がある人なら、だれでも分かっていることだと思う。
でも、これがうまくいっている職場はあまり聞かない。

『オヒタシ』は、浸透しているだろうか?
怒らない
否定しない
助ける
指示する

知っているよ。
当たり前じゃないか。
バカにしているのか。
そんな言葉が聞こえてきそうだ。

役職がついたり、部下ができたりすると一度は耳にする言葉。


上司も部下も、組織もみんな分かっているのに、できない。

なぜだろう?

これの答えが、『風通し』だと感じる。



昨年、経験を生かして、役所でアルバイトをしてみた。
人口規模がかなり少なく、職員の数も部署も役職の呼び方まで異なる。

ここで衝撃的な体験をした。

20代中盤の若手職員が町長に相談にきた。
相談内容は、町民の困り事。
上司にも課長にも相談なしに、だ。

手順を踏んで、最終判断をトップに委ねると思い込んでいた私には、衝撃的だった。


あーー、これが風通しの良さか、と妙に納得した。



町長は、役職者も若手も中堅も平等に相談にのってくれるのだろう。
実際、アルバイトの私にさえフランクに声をかけてくれた。

この体質は別の部署でもみられる。
課長が新人職員にコピーの取り方を教えていた(笑)
親子か⁉️もっと、別の人がいると思うんだけど。
いや、単に人手不足かな。


組織が組織として機能するには、上下が必要。

だが、困っている人(若手など)がいたら、直ぐに対応できる人(上司や町長でも)が駆けつける。

そんな風潮があれば、『ほうれん草のお浸し』なんて言葉は要らないのかもしれない。

まあ、小規模のなせる業かもですが。





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