不器用は辛い

 私は結構不器用な人間で、新しいことをやるにも吸収が遅く、それが辛くて諦めることも多々ある。
 不器用だからという言い訳で、努力を怠ってるだけというのは重々承知だが、それを言う人は真に不器用な状態を味わったのか甚だ疑問だ。
 また味わったとしてそれを抜け出せた精神状態はどういう状態なのか知りたいところである。

成功体験と精神

真に不器用を生み出すのは成功体験がない事だろう。成功体験が無いというのは、言い換えれば失敗体験が多いということだ。失敗体験が多くなると精神的な不器用になってしまい、なかなか治せない。
 精神的な不器用とは、特に失敗した時の姿勢の違いだ。過去の自分の失敗体験がフラッシュバックしてまた失敗するのかとか、周りの人ができてるのに私は...とか。
 そもそもそんなに失敗してるのか?と思う人も見ることがあるが、それは成功の基準も人それぞれあるという訳だ。そういう意味で成功体験とは自分の理想を1つ達成した状態であると考える。成功の基準は周りの人間と比較することにより上がってしまうと思う。それはSNSが発展した今かなり絶望的な状態だ。 ある程度能力があるAさんがネット上で格上のBさんを見て自分の能力なんて、、と言い、それよりできないCさんも絶望する。

 成功体験がない状態が続くと周りができていることができない状態の時のダメージが大きい。"無能だから"と切り捨てることは可能だが、結局は無能で留まってる自分が嫌な人もいれば、それは良いとしても、日常生活をしていると無能という自覚をさせる場面が多々あることになるから、それを完全無視するのも至難の技だ。

結局は考え方の問題になってしまうのだが、精神的な不器用は考え方でしか解消できないということだ。精神的な不器用要素を減らせば少しでも器用な人物になれるのではという考えだ。

①失敗体験が多い。つまり人より失敗パターンを知識として保持してると考える
②哲学的なことを考えて、精神ダメージを受け流す力をつける

何か意見があったらぜひ発言してください。助かります。

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