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おもしろいアイデアを閃いたとき、すぐに行動した方が良いのか?

一人になってボーッとしていると、ふとおもしろいアイデアがひらめく。



くるまを運転しているとき。お風呂に入っているとき。家でぼーっとタバコを吸ってるとき。なに考えていたわけでもないのに、アイデアがいきなり降りてきて、それをやりたくなる。



しかしどうだろうか?一日寝て起きたら、昨日はいいと思ったアイデアもなぜだかいいと思えない。これは寝ているあいだにも、レム睡眠といって脳が情報の整理を行うからだ。つまり、寝る前と寝た後では、脳の状態はちがうのだ。



人間は脳によって感情をいちいちコントロールされているのである。



正直、いきなり降りてきたアイデアが実際にいいものかどうかは分からない。無論ただのジャストアイデアなので、思ったほどの成果を得られないことのほうが多いだろう。



ちなみに僕はジャストアイデアはすぐに実行しないようにしている。念のためiPhoneのメモ帳に〔アイデア集〕みたいな感じにして保存している。それが役に立つこともあれば、何でこんなことメモしたんだろうと自分自身を鼻で笑うこともある。



なにかいいアイデアを思いついたときは、すぐには実行しない。必ずこれを行ったあとにどういう結果が得られるか、あの人の反応は?この人の反応は?とイメージを膨らませる。



他にもこの降ってきたアイデアを実際に、形にしている人がいないかどうかも調べる。意外に調べたら似たようなことをやってる人がいるものだ。これとは全く別物だと正当化したくなるのをグッと堪えて、全く見ず知らずの他人が見たときにどう思うかを考える。まぁほぼ一緒だなと気づくことも多い。二番煎じでいいなら良いが、僕はどちらかというと自分オリジナルみたいなのにこだわるタイプだ。



過去に女性向け風俗というアイデアがおりてきた。そういうことを考えていたわけでもなく、何の脈絡のないとこからおりてきた。正直自分でもいいかもなんて思ったが、実際日本にいくつかある。



ここで言いたいのは、そのアイデアを大事にしたい気持ちは分かるが、冷静になって考えることも大事だということだ。ちょっとしたことならいいが、初期投資(お金)が必要なものの場合、買っても何日かあとに後悔なんてこともありえる。



僕はアイデアは寝かせる派だ。何日か経って脳の情報が変わってもなお、いいと思えるアイデアしか実行しない。



買い物も同じだ。今いいと思ったものを即決してすぐは気持ちいいのだが、何日か経ってみるとミスったとなる。だからウィンドウなら下見にいくし、ネットならカートに入れて放置する。その間に自分がこの先この商品をどのぐらい使い続けることができるか、仮に要らなくなったとしても何か他に使い道はあるかを考える。



これを繰り返していると家には本当に必要なものしかなくなった。めちゃめちゃ真剣に考えて買ったものばかりだから、それらに囲まれて生活するのが気持ちいいぐらいだ。



今日の教訓は思いついたことを勢いだけで実行するのはやめようだ。
冷静な自分に幸あれ。

“社内ハック″をテーマに新しい働き方を提案します。皆さんの長所を活かして、業界ごとに新たなサービスを創りましょう。