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創造

菅野さんの短い動画を見て、 ひとが生み出すすべては、 作品なのだと思った。
芸術、 文化と呼ばれるものはもちろん、ふだん携帯で撮る写真も、 ぱぱっとつくる料理も、 ガラス瓶にいける花も、 夜道でくちずさむ歌も、 ベランダの小さな菜園も、 誰かの前での、 ちょっとしたしぐさも、 表情も、 そのひとへかける、 なにげない言葉ひとつとっても。 そのひとからうまれたものすべては、 そのひとにしかうみだせないもので、 それは、 ひとだけじゃない、 昆虫も、 動物も、 自然に、 植物も、 みんな、 命あるものの、 ふたつとない表現。  地球をキャンバスに描かれる 目に映るもの、 匂いも、 ぬくみも、 すべては命あるものの、 独自の表現。 それはまた、 生きものと、 無機物と、 目に見えないエネルギーとの、 コラボレーション。

ひとが生きる それは創造

坂口恭平さんが、 ツイッターや本、 死にたいと思うひとへかける言葉で、
何度となく言われている、 とにかく何か作ってみたらいいという、 その意味が
菅野さんが、 こんなんかっこわるいとわかっているけど言うねんと話されていた とりあえず死ぬな。 という、 その言葉とあわさって 生きてるって、 どういうことかを、 そのアンビリーバボーを、 その自覚、 その世界に生きていることを、 実感する

生きることは作ること。 目の前にあるすべては、 作品で、 芸術で
これこそが、 かみさまのちから。 それが、 みんなにあたりまえにあることを
いま、 あらためて この世界の美しさから、 示される。


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