アトピーの頃着ていた忘れられない綿のロンTの話

アトピーが、ひどい時はいつも綿100%のロンTを着ていたのですが、凄く思い出深いロンTがあります。

思い出して本気で絵を描いてみたのですが、、。ごめんなさい、左がカバで、右がシマウマです。

当時、肌に刺激がない服を着なくちゃと思っていたのですが、綿100%の服なんて、結構白が多くて、白は血が滲むので着にくくて、探すのが下手だったのもありほぼ持っていませんでした。基本的には下はジーンズ、上はロンTかブラウス、首がとても酷かったので、出来るだけハイネックで隠れるもの、柔らかい生地のものを見つけては買って、ヘビーローテーションで着ていました。とにかく繊維が柔らかければ良いという感じで服を選び、洗濯で全部ない場合は、ハイネックのニットの首の部分ににハンカチを当てて、着ていました。夏も冬もとにかく肌が見えない服を。

心配させてしまうのでね。

綿の良い服がないか、色々探していたときに運命の出会い。黒のティシャツに白のアニマル（達の）模様。なんだこれ、と思って手にとってみたら、とても楽しい模様。動物たちが背比べをしてるんです。笑😊

身体中にあるアニマル達は至る所で背比べをしていて、勝ったほうは少し満足気な顔をしていて、あっちで勝利していたカバは、背中では敗北していたりして、どんなコンセプトの模様だよ！と思いながらも私はすぐに買いました。

買ってみたら、とっても着心地がよくて、よくよく見たら棉100%。これが、、綿100%か、、全然違うな、ポリエステルと！満足の肌触り。

話のネタにもなるしと思って即会社着に設定。そしてそれをよく着るようになりました。

仕事やアトピーが辛い時も、ふと腕をみると背比べしている楽しいアニマルがいて、そして辛い顔なんて出来ないくらい模様が面白い。😊aruaちゃん、その服好きだねとか、似合うね、と何人かに言われました。そして私は時々模様の説明をネタに沢山の人と話しました。可愛い模様だね、と言われたら

「こっちのカバは偉そうな顔をしているけど、こっちでは負けている。世の中は上手くいかないということをポップに表現している作品」等と適当に。

あのTシャツは取っておけば良かった、気持ちよくて最後にはパジャマにしていたのですが、腕の部分が破れてしまってサヨナラしました。

黒地に白の模様だったので、肩に落ちるゴミも少し目立ちにくかったと思います。沢山助けられた忘れられないロンTです。

今も家では夏はタンクトップ一枚、冬はそれに綿のロンT（GAP）を着て、下は常に短パンという生活です。綿が一番落ち着きます。あのTシャツを見つけたら、また買います。