ディズニー最新作「Luca」を見て ネタバレなし
今回のディズニーは歴戦の名匠というわけではない座組みで、監督エンリコ・カサザーロという短編のみの経歴を持つ方であり、ストーリーも彼の個人的なジュブナイルを元に作られているため
舞台も話もかなり小さくまとまっている、比較的ディズニーらしくない作品。
ストーリーも非常に単純でケレン味も少なく、子供が見れば楽しいであろうが
トイストーリーやインサイドアウトの様な、考えれば無限に広がる様なテーマが内包されているわけでもない
正直これをディズニーで作る必要があったのかと首を傾げる
「アーロと少年」ほど映像的な驚きがあるわけでもなく、ドラッグ描写の様なギャグもなく
やはりラセターを始めとした主要メンバーが関わっていないとディズニーのノウハウがあったところでこんなものなのか。と先行きが不安になる一作だった
本来ならモリコーネが音楽を担当する予定だったと知って、まだモリコーネだったら全体の印象が変わってたかもなぁ………
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?