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50代・行政書士副業開業の記録(13)~伊藤塾の動画から~

もう2月になった。
伊藤塾のYou tubeに「明日の行政書士講座」というのがある。
現場で経験のある人が、講演形式で話してくれる。
この日は富山県・射水市にある、ひばり行政書士事務所の仙波芳一先生のを拝見した。

なかなか印象的な講義であった。まとめると、

・とにかく人と会う。同業者・他士業との会合にできるだけ顔を出す。
・できない仕事でも断らず、知り合いの資格者に仕事を回す。
・ゆえに他士業とのコーディネーターの役割を果たしていく。
・ネット・IT知識は必須。

もともと学芸員、出版社などの仕事をしており、著作権関連の仕事から入ったそう。どうしても士業の人は、いわゆる「お勉強」は好きでも、顔を広げていくのが苦手な人が多いのかもしれない。自分も含めて。新しい人間関係を積極的に広げていく大切さをあらためて実感。

ということで、近くの日本語ボランティア教室にアポをとり、本日初めて見学してみた。ピンクカードを先日取得し、入管(申請取次業務)に関心があるからだが、そもそも在日外国人のリアルな現状がいまいち分からない。

初日の感想を言えば、「必死さが違う」。今後の生活がかかっているからであろう。目の色が違う。

参加者は小学生ぐらいから大人までかなり幅が広い。日本の中学校の歴史教科書を読むレベルから、本当にあいさつからの初心者まで、1対1で公共スペースの会場が埋め尽くされている。濃厚な90分間が想像できる。生ぬるい個別指導塾とはわけが違う。

大変なのはマッチングをする責任者である。自ら教えながら、対象者のレベル・性格を把握し、ボランティアとつなげていく。合う合わない、片方が嫌がっているなど敏感に察知しなければならない。最近、表面上人気のない「おせっかい」がここでは有効である。

ノウハウもいまのところない。果たして役立つのか分からないが、可能性のあるものにはいろいろ首を突っ込んでみようと思う。来週も行くことに。また報告します。



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