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小学校でヨガを教えて12年*先生も一緒にシャバアーサナ*子供達は瞑想も上手です。

絵本を創り、ヨガを教えているChihoです。

娘が小学生の時に、私は保護者の保健委員になりました。
小さな小学校なので、保護者もほぼみんな、何かの役員をやっていました。

私がやった保健委員は、子供達の心と体の健康について考えるのが役割ですが、私はちょうどヨガを教えるのが仕事でしたので、保健の先生に、提案をしました。

私が師事していた、ケンハラクマ先生が考案した「ラジヨガ」というラジオ体操のような短いヨガを子供達とやったらどうだろうかと。
「ちゃんと指導者資格持っていますから」とお伝えして。

先生たちは、賛成してくださり、私は自分のお役目のその一回だけをこなすつもりで子供達とラジヨガ(ラジオ体操のようなヨガ)をやりました。

それが好評で、「毎月やってもらえませんか?」ということになり、「娘がお世話になっていますからいいですよ!」と月に1〜2回子供達と先生たちにヨガを教えることになりました。

私に与えられているのは給食の前の30分ほどなので、まず少しお話をします。子供達の状態を知るために質問することもあります。眠れない子はいますか〜?体がだるい子はいますか〜?など。

そのあとヨガをやります。最後は音楽をかけてシャバアーサナ。

バスタオルを持ってきてもらっているので、子供達はその上に仰向けになり目を閉じて休みます。

先生たちも一緒にシャバアーサナしていただきます。

先生たちは、静かにじっとできない子を、静かにさせようと頑張ってくださいますが、私は「今は私が見ているので、先生方も仰向けで目を閉じて、力抜いてくださ〜い!いつもお疲れ様です!」と、言って、休んでいただきます。

子供達がリラックスして気分が良くなるような曲をかけて、私はみんなの力が抜けるようにガイドしていきます。今月は、ちょうど私が作詞した曲の CDができたので、その中のCallingという曲をかけていただきました。(下にリンク貼らせていただきます)

子供達には、「魔法の絨毯に乗ってお空を飛んで行こう」と言うときもあるし、「宇宙に行ってみよう!」と言うときもあります。そのときそのとき浮かんでくるままにガイドするので毎回違います。

時々瞑想をやることもあります。

子供達は、素直で頭の中がうるさくないので、本当に瞑想が上手です。

以前六年生だけを教えた時に、瞑想の後に、ある男の子が「さっきまでの悩みが無くなった。不思議!」と話してくれたことがあります。

一年生から六年生まで、時には幼稚園児も混ざって教えることがあるのですが、みんなヨガがとても好きみたいです。発達障害と言われている子たちも好きみたいです。

そして、うちの娘は今、21歳になりましたが、私は今もその小学校にヨガを教えに行っています。

公立の小学校なので、校長先生ももう5〜6人代わりましたが、私のお役目はまだ終わらないみたいです。

いつも人生の中でひとつだけは何か奉仕活動をしていようと思っていますが、今はこれが私の奉仕活動です。

こんなに長く続けることになるとは思ってもみなかったのですが、娘がお世話になったこの小学校に恩返しの思いと、この地域の子供達の心と体の健康を支える手助けに少しでもなれたら嬉しいと思って続けています。

子供達にヨガを教えるのはとても楽しいし、意味のある事だと感じています。

時には、子供の様子を見て、切ない気持ちになることも少なくありませんが、少しでも、楽しい気分になって、笑顔になってくれたら!

今では、この小学校の運動会での準備体操もラジヨガです。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました!



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