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編み物瞑想ワークショップ*アップデート

編み物は、とてもいい瞑想法のひとつ

昨年秋からYoga Contactでは、編み物メディテーションワークショップを始めました。
1〜2ヶ月に一度集まって、編み物初心者の方たち(小学生以来やったことがない方がほとんどです)に基礎を教えながら、集中して手を動かす時間を楽しんでいます。

実は、ヨガクラスの生徒さんたちに「瞑想を毎日してください」と言っても、なかなか続けられる方は少なくて、ふと降りてきた直感がこれでした(笑)

とはいえ、最初の回は、皆さん慣れない編み針との格闘でした。
ただ2回目は、家で復習してくださっていた方もいたり、ヨガと同じで、体が覚えてくれるので、徐々に無駄な力が抜けて楽しくなってきます。

最初の基本を覚えるまで少し大変かもしれませんが、そこを頑張れば、一生の宝になる「編む」という技術を身につけ、人生に楽しみと安らぎが一つ増えるのです。

手元に集中し、編み目を数えながら編んでいると、自然に頭の中のおしゃべりは静かになり、「今この瞬間」に意識が開かれ、覚醒していきます。

手を動かすと脳が活性化するとも言われていますので、思考も正常に、かつ有意義に使えるようになっていきます。編む時には、全部の指を使いますから・・・

わたしは5歳の頃から編み物をしてきましたので、それを実感しています。
目を閉じて座る瞑想が苦手な方にもオススメな瞑想法だとわたしは確信しています。

瞑想で大切なのは、頭の中の無駄なおしゃべりを止めて、この瞬間に意識を開くこと。それによって、自分の高い自己と繋がり、直観力は増し、インスピレーションを受け取ることができるようになるからです。

言ってみれば、その状態というのは、自分の中に内蔵されている人生のナビゲーションシステムのスイッチがONになり、魂が望んでいる道の上に乗ることができる(センタリング)している状態です。。

本当に自分が望んでいる人生を生きられるようになるのは、この状態でできるだけいることだとわたしは思っています。


このページには、5回目までの様子を載せていますが、その後の経過は、その都度noteの記事にしていく予定です。

クラス情報のページ
ご予約は、ウェブサイトからヨガのご予約と同じようにしていただけます。



1回目の様子(丸いコースターを編む)

最初は、クロシェ(かぎ針編み)から始めました。
まずは、かぎ針と毛糸に慣れるために、鎖編みを長〜く編みました。

それで手を慣らしてから、写真のような丸いコースターを編んでいただきました。

円を編むのは、段ごとに増し目をしていくので、思った以上に大変だったと思いますが、可愛くできました。一枚目より二枚目が確実に上手になっていくので、皆さん感動してご自分を褒めていました。

普段、ご自分がどんな風に自分自身と向き合っているのかが、編み方や、できた時のリアクションなどでよくわかります。
わたしは時々ヨガの話を交えながら、ご自分との向き合い方、意識の矢印の向け方をアドバイスしていきます。(編み物のクラスとは言え、やはりヨガを深めていくためのクラスになっています。)

初回は、かなり肩や手に力が入って疲れたと思いますが、終わった時には、次回の予約を全員がしてくださいました。

2回目の様子(四角いアクリルたわしを編む)

2回目は、1回目の円が意外と大変だったので、四角いアクリルたわしを編むことにして、もう一度、長編みの基礎に慣れていただこうと思いました。
アクリル毛糸を用意していたので、それで編んでいただき、出来上がったらおうちのキッチンですぐに使えるのがいいと思ったのです。(でも、初めて編んだので、勿体無くて使えないかもしれませんね)

今回初めてだった方も、2枚目でかなりの進歩を遂げて、「わたしすごい!!」と、歓声を上げていました。

時間が余った方は、前回の復習と、ピコット編みで、縁編みを練習しました。
編み物を始めてまだ2回目で、ここまで編めたらすごい!とわたしは思います。

黙々と、3時間編み続けます

多分慣れないことをしてすごく疲れているはずなのに、忘れないようにとお家に帰ってから復習して作品の写真を送ってくださる方達もいて、嬉しいです。


生徒さんが作った、ペットボトルケース。編み物2回目ですごいです!

3回目の様子(四角いモチーフを編む)

3回目は、鎖編みでウォーミングアップしてから、
長編みと細編みとピコット編みで四角いモチーフを編みました。
前回までに習った、鎖編みと長編みの組み合わせに、こま編みと縁編みを新たに追加。
編み物初心者ばかりが集まって、まだ2回目や3回目の参加の方ばかりですが、やればやるだけ手が慣れてきます。
色もとってもきれい!


四角いモチーフを編みました

4回目の様子(復習と新しいこと)

今回は、丸いモチーフを編む時の最初の始め方の復習と、お花や、四角いモチーフ、そして巾着など・・・

今回は、娘が助手として参加してくれましたので、とても助かりました。


5回目の様子(色を変えながらモチーフを編む)



今回は、色を変えながら編むモチーフ。
暖かくなってきたので、ウールではなくコットンやリネンの糸で。
まだ始めたばかりなのに、編み図の記号が読めるようになってきた皆さん。

「これは長編み、これは細編み、これは???あ〜引き抜き編みか〜」
そんな感じで、まったく読めなかった編み図を見ながら編めるようになってきました。
感動で胸がいっぱいな私。


カラフルな糸に囲まれて幸せな時間

ひとりひとりが選ぶ色も糸も違うから、同じ編み図で編んでも雰囲気が違うものが出来上がるのが本当に楽しい。みんな個性が違うことの素晴らしさを見せていただいています。


リネンの糸はハリがあるので少し編むのが難しいかな?


編み物は、糸と針で自分の身の回りのものを作ることができる素晴らしいツールです。私の手は、たくさんのものを創造することができるのだと思い出すと、自分の力が蘇ってきます。

「買えばいいや」
ではなく、
「あ、これ作りたいな!できるな、楽しい!」
って思えた方が、無限な可能性と、想像力が開花して、人生は豊かになるとわたしは思っています。

そんな仲間を募集中。
6回目以降の様子は、noteの記事でその都度更新していきます。

YoganContactのオンラインサークル「光のタネ」も是非ご参加ください!



あなたにいただいた温かいサポートは、この先も絵本を作ったり、作詞をしたり、ヨガを教えることを続けていくために、クリエイターとしての活動費として大切に使わせていただきます!