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厳選!2月のピックアップ作品

こんにちは。ARTWORKS.galleryです。

春の陽気になって街を歩けば花があちらこちらに咲き始め、花粉症に悩まされつつも華やかな色を取り入れたい季節になってきましたね!
ARTWORKS.galleryでは、3月にNFT作品第2弾の取扱をスタートしました。 ここだけの限定作品も多数取り扱っていますのでプロの手による価値ある作品もご覧ください!
https://artworks-gallery.store/nft

さて、今回はARTWORKS.galleryの公式Twitterで、2月にピックアップした8作品をご紹介します。あなたのお気に入りの作品が見つかる機会となれば嬉しいです。

また、作品紹介の他にも、SNSでは展覧会情報や国内外で今話題のニュースをピックアップしているほかアートに関する豆知識を紹介しています。なおnote記事では、ARTWORKS.galleryのサービス紹介やクリエイターインタビュー記事も投稿しています。

ぜひ、公式アカウントも併せてご覧ください。

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1.コントラストを感じるリズミカルな山

クリエイター:落合 恵
作品名:《mountain3》

青い空の下にそびえ立つ山を描いた作品です。山の面々が黄色・水色・黒などの色彩で組み合わさっていて、それぞれの色が点在する様子がリズミカルです。また真っ青な空は、心地よい山の色味の構図を引き立てているように見えます。色同士は混じり合うことがないので各色味の存在感があり、クッキリとした山の風景からは清らかな空気感が伝わってきます。同時にそれぞれの面は揺らぎのある線で、山のゴツゴツとした岩肌を彷彿とさせます。
実際にはない配色・形でも、山の立体感や陽の当たり方から、作中の情景をリアルに想像でき、心地よいリズム感が鑑賞者を魅了させる秘密なのかもしれませんね。


2.モチーフに宿る美しさを真摯に描く

クリエイター:今井 有美
作品名:《花器と南天》

サイドテーブルの上に、南天の赤い実と透明な花瓶を描いた作品です。モチーフを描く丁寧な細い線・花瓶の輝き・透明感を、水彩絵の具の柔らかい色味を活かして捉えたタッチが印象的です。また、背景の落ち着いたクリーム色が空間にシックな印象を与えています。優しい色味や緻密な線、十分な余白から、どこかゆとりのある様子が伝わってきて、昼下がりの安らぎの中にある丁寧な暮らしを想像させますね。
モチーフ全体の重心を左下に置くように描きつつ、南天の実を右縦方向に配置することで右に伸びるような縦のラインが生まれ、描かれるモチーフの全体的なバランスが取れていていることも見ていて心地良いポイントではないでしょうか。
調和のとれた心落ち着く穏やかな1枚に仕上がっています。


3.鮮やかで瑞々しい雨上がりの輝き

クリエイター:轟 駿
作品名:《通り雨》

雨上がりの匂い、雨粒の輝きをイメージした作品です。雨粒は指で描かれています。
鮮やかな配色からは、雨粒が溜まった葉・地面から上る匂い・雨の冷たさなど、雨上がりの瑞々しい空気感を感じ取ることができます。同時に様々な色味が混ざり合う様子からは、その街や自然の匂いが大気中に広がる様子を表現しているようにも感じられ、まるで雨がやみ葉から水滴がしたたる街を散歩しているかのような感覚になりますね。
さらに指を巧みに使った色の表現が躍動的で、他の色と混じり合いながらも、自由に描かれる様子が偶然の奇跡を物語っているようにも感じられます。
空が暗い雨の日はアートの力でお部屋の中も心も明るく華やかにしませんか。


4.素朴な線が生み出す少女の個性

クリエイター:SANTABUNNY
作品名:《待ち合わせ》

深みのある上品な赤色の背景の中心には、ストライプシャツが印象的なメガネの少女。
待ち合わせ相手が来るのを待っているのか、重心を傾けて少し遠くを見て相手を探しているようにも見えます。作品の構成は少女一人と一色の背景で非常にシンプルです。少女のポーズやラフな線・シンプルな構図からは、リラックスしている様子が伝わってきます。さらにコートや髪型が背景色と同じであること、ストライプの線や少女の指の細さ、手に持つ花束の繊細な様子などから華奢で控え目な人となりが伝わってくるように感じます。
SANTABUNNYさんは少女を現代にマッチした気負わないシンプルな線画で表現されていて、その表情とテーマカラーにデザイン性とインテリア性の高さが感じられます。
少しの動きで、少女がどんな気持ちで相手を待っているのか想像が膨らむ作品ですね!


5.海の上で書き綴る穏やかなひととき

クリエイター:Tatsuya
作品名:《航海日誌》

満月の中、一艇のヨットが航海をする様子を描いています。
船内がぼんやりと明るいのは今日の航海を思い出して日誌に書き込んでいるのでしょうか。
丸い満月が上部中心にあり、その真下には船。帆をはったロープが何重にも直線を生み出し、帆の先には鳥が一羽います。満月の光を照らしたさざなみの描かれた海からは穏やかな様子が伝わってきます。
どのモチーフをみても構図や線などが一定で、まるでポーズがしっかりとられているように見えますね。満月を背景に月夜の下でただよう船という、映画のワンシーンのような演出。船乗りはこの月明かりの中、どんなことを思い巡らせているのでしょうか。どこかロマンティックにも感じられる作品です。


6.春の訪れを感じる暖かで優しいピンクの花々

クリエイター:mammymay
作品名:《春の訪れ》

「どこか期待と共に浮き立つ春の気持ち」を描いたというmammymayさんの作品。
ピンク色を基調とした色味が柔らかく、絵具が優しく滲んでいく様子が印象的です。ピンクやオレンジなど、色同士がほのかにゆっくりと馴染んでいく様子から春の穏やかな空気感が伝わってきます。また花のモチーフの輪郭は丸みがあり、作品全体から優しさ・穏やかさを感じられ春の訪れを告げるような甘い花の香りを思い起こしますね。
花々の滲み・ぼんやりとした輪郭からは、寒い冬から春にかけて五感が徐々に目を覚ましているような様子にも感じられます。
春の訪れを感じるこの時期にピッタリの作品です!


7.冷たい空気が伝わる臨場感ある構図

クリエイター:Roy Iwasaki
作品名:《Snowscapes -Resting crow-》

雪の間を抜ける川からは背筋をピンと伸ばすような寒さと静けさが伝わってきます。
真っ白な雪の間を走る川と少し歪な木、そこに止まる一羽の鳥が印象的です。背景の明暗・木の影や川幅が後方から手前へと徐々に大きくなる様子など、様々なグラデーションで構成されています。シンプルな画面でも構図や強弱の表現があり、ドラマティックな雰囲気を感じられると共に、その場にいるような臨場感もあり、刺すように冷たい空気を感じるようです。時が止まったような落ち着きのある世界観が魅力の作品で、自然の中の静寂さはどこか心地よくも感じられますね。


8.調和のとれた穏やかな水の流れ

クリエイター:Fujishima TOM
作品名:《oso201123-2 #20》

背景の淡いクリーム色に様々な濃淡のブルーは、柔らかく優しいタッチで描かれています。作品の一番上に重ねられた青色の小さなモチーフのなかで、丸みを帯びた水色は水中の気泡を彷彿とさせ、様々な濃淡のブルーは水の流れを感じさせます。それぞれの気泡がランダムに揺れ動いているようで、見ているだけで心地よい気持ちへと誘ってくれます。
背景がクリーム色であることでより青色と馴染み、作品全体が優しい印象に感じます。同時に所々にあるグレーが作品のアクセントになりつつ、グレーの柔らかさが引き立ち他の色味と調和していて素敵です。
緩やかな流れを感じる作品、皆さんはどのように感じましたか?



いかがでしたか?

今回ご紹介した作品は、春を待ち遠しく感じるような作品や、モチーフをバランスよく配置した構図、色同士の調和が魅力的な作品など、心穏やかになる作品が数多くありましたね。

ARTWORKS.galleryは、このようなオリジナリティ溢れるプロのクリエイターの作品にデジタル上で出会えるオンラインギャラリーです。

今後もSNSで魅力ある作品を紹介していきますので、ぜひご期待ください。

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