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J3リーグが一周したのでひとまず、パルセイロ中心に雑感

J3リーグはようやく一周し、これで各チームと一度は戦ったわけだし、とりあえずパルセイロの前半戦振り返りと、対戦して「これはいい選手だな」と思った選手を挙げてみる。この夏に誰か引き抜けないかね。藤山の移籍金あるんだし。

カマタマーレ讃岐 ○2-0 (A) 
うどん県にてシーズン開幕。この開幕戦のトピックとすればルーキーの高窪、矢田貝のプロ初出場。矢田貝はルーキーとは思えない安定したプレーと堂々とした態度でゴールマウスを守った。高窪は4231の1トップとして果敢にプレーをしたが、相手のCBを背負って時間を作れずにロストしてしまうシーンも。瞬間、瞬間でセンスの片鱗は見せてくれたので長い目で見ていきたい。
東のゴールが2021のファーストゴールとなったがやはりボールを持った時のプレーはうまい。球離れが良くなればいうことないんだけど。

気になった人:栗田マークアジェイ
まずルックスがいい。パレスのザハやバチュアイを思わせるヘアースタイルで、そのストライドを生かして爆走、シュートを打つ(なお枠外)姿は非常にロマンがあった。判断が悪かったりと荒削りだけど、「大器」と呼ぶにふさわしい選手。いつ覚醒するか楽しみ。YSが好きそうな選手ですね。

テゲバジャーロ宮崎 △1-1 (H)
前節、高窪がうまくいかなかったのでこの試合からフォワードガチャが始まります。今節は榊翔太がワントップに。試合開始直後、相手の守備陣のミスから移籍後初ゴールを決めて先制し、その後もパルセイロが主導権を握って攻め倒すものの追加点が奪えず。そして88分にクロスから被弾。宮崎にJ初ゴール、J初勝ち点を献上。
決定期を外しまくった末に追いつかれるというしょっぱい試合。
私が宮坂と東を中盤で併用するのは守備が機能しなくなるからやめろと言い出したのはこの試合から。

気になった人:梅田魁斗
福岡大出身のストライカー。謎のステップを踏んでPKを失敗するものの、終了間際にゴールをあげる役者ぶり。PKはずしちゃってるのでめっちゃ評価しづらいけど、MOMでもいい感じだった。宮崎は決定期を長野ほど作れなかっものの、その数少ない決定機をちゃんと決めきるところはパルセイロの選手たちが見習うべき。

いわてグルージャ盛岡 △0-0 (A)
雨が降り、ピッチコンディションも荒れていて、基本的に膠着した試合展開だったし、この日は俺も眠くてあまり印象に残ったことがない。覚えていることとすれば、いわてのブレンネルの体格がすげーなという記憶。
昨季、優勝を阻まれた相手という因縁もあったので、勝ち点云々というより、感情的な理由で勝ちたかった。

気になった人:タビナス・ポール・ビスマルク
兄貴は現水戸のジェファーソン。兄は桐光学園だったが、こちらは青森山田で選手権制覇した。高校選手権見ていても圧倒的だったので高卒でプロになるだろうとは思っていたがまさかJ3のいわてに行くとは思わなかった。
兄貴の方を川崎はうまく育てられなくてなんだか単なる川崎サポの俺ですら申し訳なくなったので、弟の方には順調にステップアップして素晴らしいキャリアを送っていただきたい。もちろん兄貴のこともフォーエバー応援している。

ヴァンラーレ八戸  △1-1 (H)
相手のミスを突いて先制し、その後も攻勢を強め、決定期を作るも決めきれずにいると、ペナ内でハンドをとられてPKで失点。その後も決定力を欠き、ドローで終了という、2試合目と同じ展開を見た試合。相変わらずの決定力不足が目立った。普段、リーグ規格より大きいゴールでシュート練習してんの?と疑問になってしまうくらいシュートがずれるずれる。
あれだけ、ゲームを支配しておきながら結果ドローというのはもはやギャグなのでは。別に試合内容は悪くないのに何かうまくハマらないというもどかしい時期がこの辺。

気になった人:横山卓司
三田に決められた失点のシーン、CB裏に出てきたボールを前に蹴り出したらそのボールを三田がかっさらって無人のゴールに流し込まれた訳だけど、失点したときに全く非がないCBの近石を責めてて笑った。やっぱあれくらい気持ちが強くないとやっていけないよな。

藤枝MYFC  △1-1  (A)
後ろの選手たちのミスが目立つ試合だった。なにかとパスをひっかられてカウンターを受けるシーンを親の顔よりも見た。この試合の光明だったのは徳島からレンタルしている武田くんだった。追いついた同点ゴールも武田のシュートのこぼれ球からだ。この試合を見た後、「これから武田が使われるな」と思っていたら見事にその後も使われてません。なんでや。何がたりてないんだ。確かにレンタルの選手をチームの中心に据えると抜けた後が痛いのはよくわかるが、上背がありながらしなやかにシュートを打てる選手もJ3では希少価値だし、もうちょっと使えよと思う。あと、ATに勝ち越しゴールになり得るPKを金園が見事に失敗したが、もう蹴る前から外す予感がした。そんなPKを器用に蹴れる選手じゃないよ彼。まあ、あとからならなんだって言えるの訳だが。この試合も決定力不足に悩まされた。

気になった選手:鈴木淳
アイェェェェスズキジュンナンデーーーとニンジャスレイヤーの如く叫んでしまいそうです。なぜ、鈴木淳がJ3にいるんですか。全く訳がわかりません。まあいい歳なのはわかるが、昨季はJ2のアビスパでハードに(ときにラフプレーでイエロー)タックルして、攻勢と見ればゴール前に走っていくファイター鈴木淳。なぜここに。私たちはその謎を解明すべくジャングルの奥地へ足を踏み入れた。

福島ユナイテッドFC  ●0-1  (H)
この試合ではワントップに佐野翼が先発。順天の佐野翼。語感が良くてついフルネームで読んでしまう選手ですね。
そんなことはどうでもいい。この試合はイスマイラにやられてしまいましたね。
失点シーンを見ると「あれ?オフサイドってルールなくなった?」と思うくらいラインコンロールが酷すぎてウケます(笑えない)
守備は酷くて、じゃあ攻撃はどうかというと、ペナルティエリアでどう崩して、どうやって点を取るかが全くデザインされてないというか仕込まれて無さそう。その場の選手たちの即興におまかせ〜、詰まったらとりあえずクロス〜みたいな感じ。思い返せば、ここまでの得点はどれも相手のミスが起点になっているので、そりゃ守備をセットされた状態からこじ開けられんわなと。その得点につながるミスを誘発するためのハイプレス&マンツーな訳だけど、それが機能しないともはや得点はコーナーキック頼みに。この試合は見ていて得点の匂いが全くしなかったので絶望しながら見てましたね。

気になった人:イスマイラ
こんなのJ3にいちゃダメだろ。速いしシュート決めるしチートじゃん。この特定危険外来種のおかげでJ3の生態系が崩れていたので、京都サンガ様がお買い上げいただいたのは環境への配慮という側面で素晴らしい取り組みでしたね。
イスマイラがJ3からいなくなって平和が訪れたのも束の間、なんとレノファ山口から森晃平が完全移籍で加入との報が。
個人的に名古屋ユース時代はヤバかった記憶があるが、その後は少し伸び悩んでるな。いずれにせよ、森がJ3というのもこれまた環境破壊につながる可能性があるので、警戒が必要です。

ロアッソ熊本 ●0-2 (A)
普通に強かった。1失点目のシーンで、秋山が全く守備になってなくてキツかった。アプローチもせず簡単に切り替えされて身体の向きを変えられてドフリーで高橋に決められた。この試合以降、横山が使われなくなったのも納得できる。2失点目も同様に余裕で崩されて失点して、完全におもちゃにされていた。この試合は勝てなくなってきて全体的にプレッシングが中途半端になったことでさらに守備がザルになってしまった。今季ここまでで一番やられた感があったのは熊本だった。

気になった人:佐藤優也
昨季までジェフ千葉で狂ったようにゴールから飛び出してヘディングでクリアしていたのに、熊本に移籍した途端、ファインセーブを繰り返す普通のGKになってて「本当にこいつが佐藤優也なのか」と疑った。私はこの佐藤優也はクローン技術によって複製されたもう一人の佐藤優也だという説を推しております。

鹿児島ユナイテッドFC  ●1-2(H)
また宮坂と東だよ!八反田が鹿児島にいて驚きました。ここにいたのかと。そんなことを思っているうちに八反田のクロスから2失点目を喰らったわけですが。鹿児島は全体的にちゃんと組織としてまとまっていて、再現性のあるデザインされた攻撃をしていてとてもいいチームだったな。去年昇格を逃したもの同士の試合だったが緻密さがまるで違った。そして、この試合で確信したが、流石に金園は厳しい。走れなすぎるだろ。宮坂かよ。ただ、これはあくまで長野のハイインテンシティサッカーに向いていないだけで、ゴール前に置いてストライカーとしての役割に専念させてあげればそこそこ点を取れるだろうな。まあ、そんなチームはどこにもないわけだが。

気になった選手:米澤令依
米澤!あのセレッソの米澤!いい選手だな!とキャッキャしてたらタイミングを外したゆるふわシュートを決まられました。やはりいい選手ですね。わりと好きなのです彼。名前も含めてね。

FC今治 △0-0 (A)
初めのスタメンのフォーメーション予想を見て戦慄。その5秒後。これは勝てないと確信したのですがやはり勝てませんでした。むしろよく負けなかったなと。
この試合に関して不満が多すぎるので「ここがおかしいよ横山くん」と題して私が感じた不満を列挙していこうと思う。
・442→まあわかる。
・金園がスタメン→フォワードガチャ中だし試す気持ちもわかる。
・2トップのもう一人が水谷→は?水谷の良さはサイドの余裕がない局面でもその巧さで切り抜けられてかつ、90分通して上下にハードワークできるところなのになぜ2トップの一角に・・・?(案の定ハマらなかった)
・宮坂が左のサイドハーフ→一番の謎。マヤ文明くらいよくわからない。走れない、ドリブルではがせない選手がやるポジションじゃねえぞそこ。
こんな謎の編成をしちゃうくらい横山監督の迷走ぶりよ。何をどうしようかよくわかんなくなっちゃったのかな。戦術、プレー精度、攻撃、守備、全てが中途半端であった。

気になった人;駒野友一
普通にプレーしてましたね。割いい歳なのに。
南アフリカW杯でPKを外した人のイメージがずっとついて回るのだがサイドバックとして非常にいい選手だなとはずっと思っている。
ただ、多くの日本人は「あーあのPK外した人ね」という認識だと思う。

川崎フロンターレ △1-1(PK5:4)
アルティスタ浅間に苦戦しながらも勝利し、新潟医療福祉大学FCにも勝利し、今季無敗のフロンターレとの対戦する権利を得た長野パルセイロ。
パルセイロのサポーターには申し訳ないが、フロンターレサポーターにはそもそもAC長野パルセイロというチームの存在さえ知らぬ者がいたわけで、試合前のメディアの結果予想も軒並み「川崎フロンターレの圧勝」というワードで溢れた。実際、私自身も内心は(今季の長野の不調を見ていたからこそ)5-0くらいの大差をつけて勝つやろと思っていた。思っていたんだ。
私は試合が始まって驚いた。長野パルセイロがめちゃくちゃ割り切ってプレーできていることに。リーグ戦では「自分たちのやっているサッカーを体現できれば本当に勝てるのか」という迷いを持ちながら選手たちがプレーしているように見えた。だからこそのプレッシングの機能不全や、インテンシティの低下があったわけだが、この試合ではJ史上最強との呼び声高い強大なイルカ軍団を前にして長野の選手たちが「もうこのサッカーをやるしかない」と覚悟がついたように見えた。J最強のチームを倒すという目標のために全員が走り、全員が体を投げ出して守備をすることができていたし、、現実に長野パルセイロのハードワークは確かにフロンターレを苦しめていた。前半終了間際の藤山のゴールの瞬間、スタジアムは一瞬の沈黙の後に、その鮮やかすぎるゴールにどよめいた。長野はリードしてから、田中謙吾をはじめとして粘り強い守備を見せ、川崎の猛攻を耐え抜いていた。試合終了の2分前までは。
AT4分が掲示され、92分。あと2分というところで長野の選手のクリアボールが味方に当たってこぼれたボールをRSBとして途中出場していた橘田がゴールに蹴り込み、そして長野パルセイロに絶望を見せた。
(橘田が決めた時の一緒に観に行っていた彼女は涙目になってましたね、あれはほんときついと思うわ。)
その後、延長戦を経て、PK戦ではチョンソンリョンが元韓国代表たるPKストップを見せ、川崎がなんとか辛勝。

この試合で初めて生で長野パルセイロを観たんですが、やはり森川、水谷、川田が圧倒的に上手いっすな。森川には本当に惚れた。讃岐時代からいい選手だと思っていたので生でみれて嬉しかった。

まあ、長野からすれば結果は残念だったが、「自分たちのサッカーを徹底できればJ1相手にも通用する」ことが体感できたのが何よりの収穫だったでしょうな。
なにせ、J3に川崎フロンターレより強いチームはいないのだから。

気になった人:藤山智史
藤山のボランチ起用がめっちゃ効いてましたね。試合を通してあれだけ走れて、守備ができるならそりゃチームは安定するよ。チームのために泥臭く闘い、汗をかける選手は貴重。この試合から藤山はまじで替えのきかない選手になったわけだが、秋田に移籍してしまったので、この穴は確実にうめなければならない。しかし簡単に埋められるものではない。ここまで移籍の話が全くないので絶賛急成長中の住永に託すのかもしれない。

ガイナーレ鳥取 ○1-8 (A)
まさかの1-8で圧勝。笑
今季のここまでの不調はなんだったのかと文句を言いたくなるほどの圧倒的な高パフォーマンスだった。今治戦と見比べてもプレーの強度が別チームかと見違えるほど上がっているので、明らかに川崎戦での経験が活きてるなと。
選手たちは気づいたんでしょうね。
「川崎相手にやったことと同じことをすれば勝てない相手はいない」と。
カウンターから、セットプレーから、崩してのゴールなど多用なシチュエーションでゴールが取れているのもよかった。本当に今までのプレーはなんだったんでしょうか。第一節からやり直させてほしい。
フォワードガチャの末、この試合から上米良がCFとしてスタメンに。川田がスタメンでRSBで出てくるようになったのもこの辺から。

気になった人;原田虹輝
川崎フロンターレからレンタル中。大島僚太の後継として育てたいのに鳥取ではサイドハーフをやっていて(やらされていて)、彼の将来のためにもこのままレンタルでいいのか不安になった。
まあ、今季、川崎に帰還した宮城天も昨季のレンタル先の富山では主戦場の左ウイング(サイドハーフ)ではなく、2トップの一角、セカンドトップとして試合に出ることも多かったし、他のポジションを経験しておくのも長い目で見ればプラスに働くのかもしれない。

カターレ富山 ○4-0 (H)
前節の勢いそのままに、今季絶好調の富山にも圧勝。どうなってるんだ。
鳥取戦は長野のサッカーが良かったのもあるが、そもそも鳥取がちょっとアレなこともあったので、富山戦は苦戦するかなと思いきや、まさかの4-0。
後半戦のJ2昇格戦線に割り込むためにも上位相手の勝ち点を削る&勝ち点GETは最高の結果。イケイケすぎて怖い。この試合を見にいけた地元の方々は幸せですな。

気になった人:西部洋平
フロサポとしては西部の(川崎戦以外での)活躍が嬉しい。
感覚派のGKのイメージだが、年齢を積むとそれなりに貫禄が出てくるなと。
にしても西部がJ3って・・・

アスルクラロ沼津 ○0-1 (A)
ここまでの快進撃とはうって変わって沼津戦は苦戦した。
プレッシングを鮮やかにいなされ盤面を何度もひっくり返されてカウンターを食いまくるがなぜか無失点で守り切り、ラストワンプレーの水谷のクロスに吉村が頭で合わせて劇的ゴール。これが決勝点になって辛くもウノゼロ勝利。吉村のゴール後の陸上トラックでの腹滑り(本人曰くこけた)はめっちゃ痛そうだったが、あれだけ喜ぶのも納得できる劇的な勝利だった。私もあのシーンは叫んだ。こういう勝ち方ができるのは強いチームの証拠よ。
個人的には90分は知った末の水谷のあの制度のクロスには惚れ惚れした。
そして吉村はとてもいいやつそう。クラスに必ずいる、陰キャにも優しいサッカー部の陽キャって感じだ。笑顔がとてもよい。

気になった人:染谷一樹
前半はサイドをドリブルで蹂躙し、カットインから惜しいシュートを見せるなど、年に不相応な若々しいアグレッシブなプレーが多くあって「いい選手だなあ」と染み染み(染谷だけに狙ったわけではない)思っていたのだが試合終盤に度が過ぎる主審(この試合の主審はJ初の女性審判の山下氏)への抗議や、選手を突き飛ばしたりなどやりたい放題に暴れていて、「ベテランがそんなプレーすんなよ」とげんなりしてしまった。試合終了後もひたすらキレ散らかしていて、ベテランが空気悪くしてどうすんだよと思った。良くも悪くも若々しい選手だった。

FC岐阜 ○1-2 (A)
明らかにJ3の編成じゃない選手層を誇る首位の岐阜と対戦。
中島賢星のゴラッソで失点こそしたが、後半に吉村、坪川の筋肉コンビのゴールで逆転勝利。坪川のゴールの時は流石に岐阜の守備のルーズさに疑問はあったが、岐阜相手に、しかも長良川で逆転勝利は凄すぎる。昨季、昇格を逃した同士の岐阜ちゃん。共に涙を流したが、今季こそは昇格しようね。(正直、岐阜の昇格は当確だとお思っている)

気になった人:甲斐 健太郎
鳥取時代によくプレーを見ていて、当時は守備の緩さが少し目立っていたが岐阜で立派にキャプテンとしてプレーする姿を見て感慨深くなった。全然J2でやれる選手だと思う。顔も良いしな。顔がいいのは大切だ。

YSCC横浜 △2-2  (H)
カターレ戦での圧勝から2試合アウェイが続いて久しぶりのホーム。ちなみにこの試合は私も川崎から長野へ行き、現地で観戦しました。長野駅から篠ノ井まで電車で向かい(PASMOが使えなくて焦った)、シャトルバスで長野Uスタへ。生でUスタを見て驚愕した。全然、等々力よりいいスタジアムだった。サッカー専用って最高だなとルンルンしながらスタジアムを散策しました。「まずいケバブは存在しない」という信条のもと、ケバブを買い、パルセイロビールで流し込みました。美味しかったです。
メインの試合はというと、苦しみましたね。特に横浜のピーダーセンとンドカに。
リヒャルト監督の好きな監督がユルゲンクロップというのもなんとなくわかるサッカーだったな。というか、ピッチサイドでのコーチングが熱くてとても良かった。
点をとられて追いついてを2度繰り返したので長野は「負けなくて良かった」というべき結果だったし、そういう内容だった。藤山のラストゲームだったし、自分も現地にいたし、勝ち試合を見て、シャナナを見届けて帰りたかったがまたいつかの機会に(おそらく次のYSCC戦には行く)
というか、「最近好調だから久しぶりに現地来てみたら引き分けたから、俺がくると勝てないんや」と思ってしまったサポーター、割といるのではないか。
ちなみにDAZNのカメラに抜かれていて笑いました。ありがとう長野。ありがとうUスタ。めっちゃ楽しかったです。あのスタジアムで週末にサッカーを見られる幸せを羨ましく思いました。あの感動、興奮を3000人とは言わずもっと多くの人に体感してほしいですね。

気になった人:ピーダーセン世隠
この名前、初見で読める人いんのか。今まで知らなかったんだが、慶應出身なのか。見た目がぽいもんな。外資コンサルって言われても信用しちゃう。そんなことはよくて。身体がデカくて競り合いに強い選手ってのはわりとよくいるんだがそういうタイプの選手の多くは動きが鈍いか、身体が硬くて小回りが効かないんだけど、彼はポストプレーもうまくて、さらに身体がしなやかで運べるんだよな。
スッゲーいい選手だと思った。パルセイロにほしい選手だ。
彼がベンチに交代で下がった時はすこぶる安堵した。来季はステップアップしてるだろうな。してなかったら私の目が悪いだけだ。気にするな。

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