お盆前だから考える年配とインターネット

実家は父が介護施設に入り、母が一人暮らしとなりました。
はじめは介護の手間がかからなくなったので楽だと言っていた母も、話し相手が居ないということで、前から多かった電話がさらに多くなり、仕事をしている最中にかかってくるとなると困ったものでした。
さらには独りで考え込むと考えがおかしな方向になったりして、大切だったものを売ろうとしたり、無駄にお金を使ったりして周囲を困惑させる事が多くなった。
電話で話をし、説明して納得させようとすると、その時は「ウンウン。よっしゃよっしゃ」という返事だが、実際は一方的なこちらの言葉は理解につながっていない感じがある。
インターネットでも引いてくれていれば、顔を見ながら世間話でもしながら会話するので心も落ち着くだろうし、お互いに話の理解も深まるだろう。
「新規でインターネットを引くのは6万円くらいかかるし、毎月4千円もかかるんじゃもったいない!」となるんです。
「インターネット引いてたらIP電話もついてくるから、電話代がタダやで?」と言ってもそのタダの電話代の意味もわからなければ、一ヶ月の電話代が7千円もかかっているんだったら、安いもの。という話ですら理解されない。
こちらが勝手にインターネットを引き、タブレットを用意したりIP電話を使えるようにしてやれるほど、こちらにも余裕がない。
本当ならば見守りのIPカメラや、タブレットによるビデオ通話などがあれば孫とも話ができるし、孫の成長も見えるんだけどなぁ。。
それに雨が降る直前にお知らせが来て洗濯物も濡れずに済むし。

年配者こそインターネットを取り入れるのが必要だと思うんだけどなぁ。
年配者に「困っていることは?」と聞くこと。
遠くに住む子に「親に対して困っていることは?」と聞くこと。

それは大事だと思う。困っていることはたくさんあるものだ。

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