芸術の果たすべき社会的役割

「芸術の果たすべき社会的役割」について、妻と話し合っていました
近年僕がずっと思っているテーマだった

例えば芸術によって社会が変えられるのか?
東アジアのギクシャクした関係を変えられるのか?
ロシア、ウクライナの紛争やイスラエルの状況を芸術をもって変えられるのか?ということを話していました

これまでピカソの『ゲルニカ』や、岡本太郎の『明日の神話』のように戦争の悲惨さを強く訴え、伝える芸術はあった
ジョンレノンやボブマリーは「音楽」によって平和を訴えたものもあった
しかし戦争は長い人類の歴史上無くなることはありません

しかし、韓国の音楽アーティストが日本の音楽を愛したり、日本人が韓国のドラマを好きになる
日本人は中華料理は好きだし、中国人も日本のアニメは好きだという

このように、国と国の摩擦関係は政治の関係上の事であり、芸術分野とは本来は全く関係のない事だと思います

今、日本各地では地震が頻発していますが、地震に限らず今後どのような天変地異が起きるのかわかりません
政治はこれまで天変地異に対し、インフラの整備や被災者への救済措置を行ったりしてきました
そこで、芸術は天変地異に対応できるのか?と考えてみました
芸術分野の一つであろう、デザインについては地震対策についてのさまざまな考えを駆使して、地震に強い建築物を考えることができますし、家の中で言えば、家具を倒れない方法や棚からモノが落ちないようプロダクトデザインされた方法を考えたりして役立てることはできそうです

地球上の人々が芸術によって心も身体も豊かに暮らせるという面では社会的役割はとても重要だと思います

そして、本来は政治と芸術は一体となり、社会にとても有意義なものとして豊かに平和にむけて人類が進んでいくことが大切だと思います

岡本太郎の著書『今日の芸術』では「芸術は絶対的な必要物、むしろ生きることそのもの」と書かれています

政治と芸術の関係として、過去には芸術への抑圧についても書こうとおもったのですが、不確かな事はやめておこうと思います
ダヴィンチの「アンギアーリの戦い」 「cerca trova」についてなども興味があれば自身で調べてみてください

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