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現代社会① : 現代社会の「現代」ってなんだっけ?

愛についての話をした後は「現代社会」について書いてみようと思います。

我々が住むこの現代社会。

グローバル・IT化が進み、情報が蔓延し、AI技術がどんどん成長し、着々と監視社会へと進んでいっているこの社会。

あれ?そもそも「現代」っていうのはいつからでどういう定義でしたっけ?

パッと答えられる人は時代や歴史を年号や出来事単体で考えるのではなく、時代の変化を流れとして捉えられている人だと思います。

今回は現代社会の「現代」とは何かについて下記の4回に分けて書いていこうと思います。

①現代社会の「現代」って何だっけ?
②主義?イデオロギー?の違い
③「現代」ではない社会とは?相対的なイデオロギー
④日本が現代化し始めたのはいつ?

①「現代」の定義

ネットで”現代”という意味を調べてみると、

”今の世。現今。当世。時代区分の一つ。現在と同じと認められる政治形態・思想傾向などが起こってから現在までの時代。”

とあります。

また時代的な定義は世界と日本どちらの視点からみるかにも寄りますが、世界史的には

①大衆社会の成立した19世紀末以降
②資本主義と社会主義社会が並立した第一次世界大戦以降

日本史的には、

③第二次世界大戦後以降

を指すことが多いみたいです。

この現代とその前の時代で、世界はどう違っていたと思いますか。

政治、経済、科学、宗教、哲学等「現代」のベースとなった時期=現代社会の始まりです。

空気を読んでかシャイなのか単に知らないだけなのかはわかりませんが、

日本人の多くは歴史や文化、政治に対して自分の考えを言うことが非常に苦手な国民性です。

学校の授業は一方的に先生の話を聞くだけでディベートはせず、決められた答えを暗記する詰め込み教育なのでしょうがなくはあるのですが、、、

僕もアメリカに留学し白人に囲まれる中、”日本人”として意見を求められるまではそうでした。

Why Japanese people !?!?!

何度聞かれたかわかりません。笑

社会に対しての自分の意見

しかし社会学を専攻していたということもあり、それを克服しない限りは卒業できないため色々と勉強しました。

違う人種同士が国や政治、文化を語る時、島国文化に育った日本人の持つ
「当たり前」や「暗黙の了解」は通用しません。

なので、自分の意見を伝える時は、その意見に至った文化・歴史・宗教的背景を相手が理解できるように伝えなければいけません。

あくまで個人的にですが、「現代」の社会システムを理解できれば「過去」の社会システムも相対的に捉えることができ、自ずと自分の好みのシステムや未来についても話すことができるようになると思います。

前提として理解していただきたいのが、現代社会=正しい社会ではありません。

過去の流れから今この社会形態になっているだけで、人々が望めば少しづつ社会も時代も変わります。

そしてあなたもその社会・時代の一部です!

なのでもし社会に対して興味がなかったり、意見を持ってない方はぜひ一度この記事を読んで自分はどうだろうか?と問いかけてみてもらえたら嬉しいです。

ろくに勉強もしてない若造が政治に口出すな!

そんな空気が蔓延する今の日本で、まずは一緒に自分の意見や希望を再確認していきましょう^^

次の記事では「現代社会②:社会形態とは? 主義とイデオロギー」というタイトルでイデオロギー(主義)について書いてゆきます。

それではまた^^


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