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RX1 を買いました

前置き

今日は。あるいは今晩は。
アーサーです。
カメラを買いました。何故かというと。

自分はコスプレ撮影がスタートしたカメラマンです。
だから要望や撮りたい絵ありきの世界でやってきたんですね。

こんな写真が撮りたい。あんな絵が撮りたい。
そこからスタートして、それに見合うレンズやライティング、ロケ地を集めたり。

だから機材は自分の表現したい物にあわせるだけの道具だったんです。

そのせいか撮ることが巧くなっても表現の幅が広がっても、まったくカメラ自体や写真自体を好きににることはありませんでしたね。
結局ただの道具の域を出なくて。

そのくせ、この業界は思いこみが激しい性格というか認知が歪んでいて攻撃的な人が多くて辛いことばかり。
『このままでは撮影というか写真が嫌いになってしまう。』
まぁもう十分嫌いなんですが(をい)

でも自分これしかないもんで。

老後の趣味に選んだ物ぐらいきっちり好きになりたいってのはずっと思っていました。

で、
RX1Rを中古(75,000円)買いました(^^)v

(やっと本題)マイカメラには常に赤いドレスアップフィルターを付ける儂

性能(スペック)

要は「35mm単焦点の付いた、フルサイズ・コンパクトデジカメ」

レビューというか感想

出張コスプレ撮影サービスのカメラマンとして散々とってきたけど、実は景色とかスナップとは初心者丸出しなので、たわごと半分の参考として読んでくださいませ。


コスプレカメラマンが買ったコンデジとしての
・悪い点
・良い点
・どうやって使っていくか
それそれを書いていこうと思います。


悪い点

歪みに関して

周辺光量、倍率色収差はオートにすれば消えますし、
RAWに対しても有効なのでどうでもいいとします。
歪曲収差はオートにしてもRAWには反映されません。
ですが若干の樽型で微妙にありますが、ぶっちゃけ気にするほどではないですね。
SEL1655Gのほうが、はるかに悪魔のように酷い作りです(あんなもん買うもんじゃないです)

AFが遅い

買う前に皆に言われました。
RX1/RX1RはAFが死ぬほど遅いと。

確かに早くないですね。

でも、これマウントアダプターをつかってオールドレンズで撮ってるときとあんま変わらんのですわ。
自分はそんな追従性の必要な物を撮らないので気にはなりません。
奈良で子鹿撮ったときは大変でしたが。。。動きが早くて。

AWBが遅くて精度が低い

これは困りました。
SONY 2012-2016年あたりのカメラって本当ホワイトバランス滅茶苦茶ですよね。
しかも合わせるのが遅いのなんの。
処理が間に合わなくて撮った物を後で加工してる感じ。

コスプレ撮影してるときも色温度と光の演色性はかなり気にして撮ってる方なんで、非常に気になる。
結局RX1使うときはケルビンを手で合わせてますよ(をい)

割当ボタンが少ない

ボタンが最小限になってるんですね。
絞り(F)もレンズで変更する。
なれると便利なんですけどね。
だからダイヤルはシャッター速度しかないです。
露出は露出ダイヤルで変更します。

あと
カメラを扱う上で頻繁に変更する設定ってあるじゃないですか。
自分、その都度ISOを手で設定したい派だし、その都度色味も変えたい派だし、その都度保存フォーマットもDROもその都度変えたい派なんですよね。
諦めましたけど。

画角が35mm固定

当たり前のことなんですけど結構不便。
EVFが無くて液晶モニターが角度固定(チルトもバリアングルもない)なので非常に見づらい。
撮りたい雰囲気をイメージでがっつり固めてから機器をチョイスしてきたので根本的に仕切り直し。

でもまぁこの部分ですよね。
サブカメラというかスナップカメラとメインカメラの違いって。

「いろんな意味でのカメラの癖」が中央に大きな割合として存在していて、それに向かって自分の動きを入れていく。
これが趣味カメラってことなんだと思います(だよね?)

現実は撮った後にトリミングして使うことが多いかもしれないです。

ƒ/2 1/400 35 mm ISO 100
とりみんぐ

そういった意味でもフルサイズは良きですね。
WEBやSNSで使う分には十分有効です。

トリミングしてもプリント2L程度なら十分いけますしね。

良い点

なんだかんだ言ってフルサイズ

自分、結局解像力というものが大事なんです。
いろいろなサブカメラにトライしてみたけど、振り返ってみたら解像力で使うのをやめているんですね。
撮った写真が思った解像感出てないとそれだけでアウトなんですわ。
結局フルサイズの解像感がないと満足しない。
自分はそういう人間なんだと思い知りました。

ƒ/5.6 1/640 35 mm ISO 100

なんだかんだ言って単焦点レンズ
(しかも専用チューニング)

専用チューニングされたツァイスレンズ。
素晴らしい色乗りと解像度です。
これだけでも買う価値がある。

って、みんな言ってます。
自分的にはフツーです。
一眼カメラ側もすべて単焦点ツァイスでそろえて活動してるので。
でも、その自分が普通って思うレベルがコンデジで写ってるって時点で、相当凄いってことなんだと思います。

一眼カメラに比べると機動性が圧倒的に良い

普段、依頼で使っているカメラはα7Riv(以前はα99IIでした)
自分にとっては思うように撮れて出来ないことはないカメラなんですが、その反面存在感や重量があります。
24-70mmをつけて重さ.1.3Kg。
なにより存在感がすごいです。

近年、カメラが身近なものになり、専門ではない人の手にも行きわたって趣味の人たちの様々なところで活躍してる反面、問題も起きています。

△京都では基本になりつつある境内の注意事項

いろいろなロケ地で締め出しを食らう率が増えてきました。
上記のように京都のお寺などは中型以上のカメラや、三脚一脚禁止だったりします。

それだけカメコ連中が迷惑をかけてきたのでしょう。
目立つカメラに大きなレンズを付けて持ち歩ていればその仲間だと思われかねません。
実際たぶん、東京国際フォーラムにα7Rivに2470をつけていったら、廊下を歩いてるだけで注意されるかもしれません。
(友人から注意されたとの言もありました)

そういう周りからの視線の強さを持ち合わせていない軟弱で脆弱な自分には非常に辛いところ。
警備員に怒られたら心臓が止まってしまうかもしれません(笑)

そこで、Rx1のコンデジ感が役に立ちます!(そうか?)

そーゆーの、気にしてるのは自分だけなのかもしれません。
まじで自分だけのような気もするけど。

でもそのコンパクトなコンデジ感が、写真を撮ろうと一歩踏み出す。
または踏みとどまって考える勇気になることもあるって事です。

どうやって使っていくか

いろいろさて置き、使い方の話ですが。

自分の中で
『このカメラは絵にカメラを合わせていくのではなくて、このカメラに合う絵を探して撮るカメラ』と言う結論になりました。

このカメラで撮ったらどう写るのか?

それを常に心に留めて、カメラで撮れる視界をイメージしながら絵を探す。
依頼撮影のいつもと逆です。

カメラ好きで、複数のカメラを使いこなしている方にとっては、
「基本中の基本」なのかもしれませんが、その世界に初めて触れました。
ようやくスタートに立ったということなのかもしれません。
こんだけ撮ってきてね。

少しはカメラが好きになれそうです。(たぶん)

追伸

スマホ用USBカードリーダ

バッテリーが弱いので予備男クンの自分は万全を期します(笑)
ついでにUSBカードリーダを差し込んで、すぐにスマホに転送します。
すぐにスマホで見れないとモチベーション維持できないので。。。

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