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日にち薬(ひにちぐすり)とENDLESS RAIN

日にち薬とは、月日が経つということが薬の代わりになるということ。病気や怪我でじっとしていたり、心の傷も時がたてば癒えるというもの。気分が落ち込んだときも、月日がたてば癒やしてくれる。

私は、勝間和代さんのサポートメールを受けるようになって、4年ほど経つ。毎朝サポートメールを読み、アウトプットするのが日課だ。先々週のテーマが「気分が落ち込んだときの対処法」だった。

対処法は、具体的には運動、相談、完全主義から抜け出すなどのコツはあるものの、「日にち薬」が一番目新しく、私にはしっくり来るフレーズだった。

私は、ミドルエンドクライシス(中年の危機)が怖い。まだ自覚症状は無いものの、老いとともに、いつクライシスが来るかもしれない。作家の楠木新氏も、銀行務めしていたときに、急に仕事ができなくなったと読んだことがある。そんな落ち込んだときがあったとしても、日にちは進む。そして、いつまでも続くと思われたトンネルを、急に抜け出せるときもあるのだという。

先輩が以前、「仕事で落ち込んだら、急に休んでみると良い。休んで出社しても仕事は回っていて、自分だけで抱えていたのがバカらしくなるから」と言っていた。仕事なんて、本当はそんなものなのだと思う。だけど、中年になるとそれなりに仕事もできる中で、自分を過大評価し、抱えてしまい、不安を呼ぶのだと思う。

Xの「ENDLESS RAIN」でも、止まない雨は無い と言っているが、日にち薬と同じような意味だと思う。悩んだら思い出そう、「日にち薬」と「ENDLESS RAIN」!

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