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食物アレルギー 経口負荷試験

今日は、末っ子ちゃん4歳6か月のアレルギー日記です。

昨日、今年2回目の経口負荷試験へ行ってきました。
今回のアレルゲンは、卵白。

ちなみに直近の血液検査では
卵白 58.1UA/mL (クラス6)
オボムコイド 14.9UA/mL(クラス3) 
でした。

うちの子は、小麦・乳・卵 他いろいろとアレルゲンがあるので、主要な3つのうちひとつでも解除が早められたらいいね、ということで、この3種類をローテーションで経口負荷しています。

卵黄は、1個分であれば食べられることが確認できており、卵白については、卵黄ボーロ⇒全卵使用のボーロ へステップアップして、16粒まで食べられることを確認していた段階でした。


経口負荷試験で使う食材は?
経口負荷試験のために準備した食材は、全卵入り米粉パンケーキ
事前に先生から内容を指示されて、自宅で作って持っていきます。

もしかしたら病院側で用意してくださる場合もあるのかもしれませんが、私がお世話になった2つの大きな病院はどちらも、自宅で調理したものを持ってきてくださいという指導でした。


今回は全卵10gが食べられるかどうかのチャレンジ。

といた卵を、卵黄・卵白バランスよく10gにできる自信がなかったので、
卵1個を割ってから計量し、全量使ってパンケーキを作り、完成したパンケーキを計量し、切り分けて準備しました。



経口負荷試中の過ごし方
今回は、目標量を2回にわけて、1時間おきに食べる2回法での試験。
10時に半分、11時に半分 と進めます。
(回数・間隔はこれに限りません。先生のご経験・判断よって、またその時のアレルゲンにより、一番適切な方法がとられるとおもいます。)

試験食を食べた後は、先生、看護師さんが15分おきに、聴診・心拍数を計測してくださり、ずっと近くで様子を見てくれています。
雑談をしながらなので、意外と私も楽しく過ごせます笑

特に末っ子ちゃんの主治医の先生は、明るいノリのいい先生なので、いつも聞けないようなことを聞いたりできる貴重な時間です。

本人とは、持ち込んだ本やシールブック、小さめのおもちゃなどで遊んですごします。

9時には病室に入っていて、最低12時まではベッドの上で過ごさなくてはいけないので、飽きずに時間をつぶせるアイテムを用意することがとても大事な事前準備だったりします。
(いつも持っていくおススメアイテム、また改めて記事にしたいとおもいます)


今回の試験の結果
今回、卵白の経口負荷試験、
有難いことに、何の症状も出ずに終了することができました!

1食目を食べて、しばらく様子を見ている時点で、先生も私も、”今日はいけるかもしれない。。。”という感じでした。

『〇〇ちゃん、今日はいい感じだね~~~!』と、いつもよりさらに明るい先生(笑)
そうは言いつつも、少しの反応も見逃さない様、目を光らせてくれてはいます。

1時間経っても、いつもの様子だったので、2食目を食べ、また無事に1時間が経過しました。

終わるころには、みんなホッとして、空気が変わります。

子ども自身も、”今日は咳出なかった~”、と。
前回の試験では、呼吸器系の症状が出てしまったので、小さいながらも、本人が一番安心しているのかなと思いました。

終了後、検査の結果と生活指導が記載されたシートをもらって、帰宅しました。


経口負荷試験後
経口負荷試験の後は、食べられた量を継続して食べていくことが大事になってきます。

今回の検査で”卵白は陰性””、との結果だったので、
全卵10g
卵白のみの場合は2gからスタート⇒1gずつ5gまで増量可
という指導です。

これから、ゆでたまごを作る機会が増えることになりそうです^^



・・・・・・
本当に少しずつ、だけど
食べられるようになってきているなと思えました。

次回は、9月初めの血液検査。

それまでに、自宅で少しずつ、食べ続けていきたいと思います。

アレルギーっ子ちゃんが、自宅で食べる量を管理する時に、こちらのアプリがおススメです^^
アレルギーっ子との暮らしにおすすめのアプリ

では
最後までお読み頂きありがとうございました。

※食物アレルギーに対する治療として経口負荷試験内容に関してシェアした記事です。経口負荷試験は、まだ地域差や施設間での認識の差があるようです。また使う食材も先生により異なることがあります。お子さんの治療に際しては、現在かかっている主治医の先生とご相談の上、安全に勧められてください※


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