"顔が見える"からの"余白のデザイン" ヒアリングは集客のはじまり
皆さんおはようございます!富士山って遠くから見ると青く見えますが、青くないですよね!モノの色って曖昧ですよね、織田です。
ここ2-3年、余白のデザインの分野が面白くて、行政としての立場でも講師としての立場でも、常にここばかり考えちゃいます。
今日はそんな話なのだ。(急なキャラ変)
その頭の整理めもなのだ。(坊主でこれをやると)
まとまってはいないのだ。(怖いですかね、すみません)
■市民が参画する街、の前に、ターゲット
自分自身が関心ある分野と、行政での活動をする上でのターゲットを自分の軸で考えた場合、
織田の分野は、
"市民が街に参画する"だったり、
"市民に届く"だったり、
起業や挑戦のジャンルで動いてる、あくまでも
"神戸市民が"や
"神戸市民に"
というくくりにベクトルの優先度を持っています。
理由は、それをする役割が全国に自治体としているので、織田がお節介に他の自治体を考えなくてもいいと思うのと、
織田はまずこの半径の中で考えて顔が見たいから、と思ってます。
元々は「世界全員アーティスト!」(今もだけど)と言っていて、
ただ「世界」といった際に、一応 北南米、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアなど大陸を過去旅したり住んだりしてるにもかかわらず
その人たちの顔が見えていないと思い
「そもそも人間のキャパ的に、一人で全員思い浮かぶのは無理じゃないか」と思い、「じゃあ地元からでしょ」となって、
今神戸市でさせていただいているのがすごくありがたいです。
とはいえ神戸市民至上主義ではなく、越境はバンバンするのですが、最近は京阪神や関西を越境することが主業務であるプレイヤーの方もいるので、
そこは乗っからせてもらい、
ただその人たち以上に市民の顔が見えるのが織田のプレースタイルかつ役割だと思うため、
このプレースタイルをしてます。
■顔が見えないで届けられる?
そして最近思うのは
"顔が見えなくて届けられる?"
ということで織田だけかもしれないですが、
顔見えずに何かを作ることがあまりできません。
正解はそのターゲットが持っているなら、そのターゲットに聞くのがいいと思っています。
例えば若者に好かれる街にするなら、若者の顔が見えて届けられる人が増えないと、
ヒアリングをしてないで作ったプロダクトのように悲惨になると思い、
それぞれのジャンルや業務内容があると思いますが、
届ける役割があるのであれば、
顔が見える関係にするのは重要と思っています。
■余白のデザイン
そんな前提があった上でですが、
特に今一番面白いと思ってて広めたいと思ってるのが、
"地方自治体のあるジャンル範囲だと、街が動く感覚を持ちながらも市民の顔が見える"
と言う面白さで、
そしてその"街が動く"を行政ではなく市民がする、というための"余白のデザイン"です。
例えばプログラムを作るのもいいけど、
そのプログラムは民が作れるならそれを民に渡したり民に任せて、
行政は
・プログラム同士のニュートラルなつなぎ
・民ができないことをやる
・民が足りないリソースを他の民から探して繋げたり
・本当に誰もいないならファイナルウェポンとしてのお金
だと思っていて
国とは民であると思ってるが故に、
最低限のセーフティネットや本当に民ができないこと以外は民が手動ですることがいいと思ってます。
ただ、世界は厳しかったり目まぐるしかったりするので、
常になにが必要とされるかを民から聞いて、その足りないものを反映するのが行政だと思っています。
■遠い行政や動かせないまちではなく、近くて動かせる半径が見えるまち
あとはUIKで長田に行くことが増えましたが、
区の単位でもさらに"活動すると、自分のまちが少し動く実感がある"
感じがして、
まちの自治会って古臭そうと言う印象を持ってる若い人が多いと思うけど、
本当は自治会って、自分の住むまちが良くなるために貢献することだから、
当事者意識も持てて自分にも直で返ってくるし、
誰かに負担がかかるならそれを分散する余白のデザインができたら、
本当は"自分のまちを変えられる、動かせる"ような面白いことなんだと思ってます。
それが自治会である必要はないんですが、
そういった地域や街に貢献できることって、すごく粋で幸せなことなんじゃないかと思っていて
ただ実際なかなか時間がなかったりするので、
そういう意味では、時間があったり、
ソーシャルな活動をしてる学生さんとかは、自治会使って街に貢献しつつ行政と絡んだ実績を作ったりするようなソーシャルな方向とかは
結構いいんじゃないかな、思ってます。
■プラットフォームと乗っかる人
織田が自分のキャリアとして掲げてる世界全員アーティスト化(明るいとか暗いとか関係なく世界全員が自分の表現をしてる)の兼ね合いもあり
市民がまちを動かしてる実感を持てるまち
ってめっちゃいいなって思っていて、
そんな時最近やっとスマートシティってなんだろうっていうことを考え始め、
市民の顔や意見、市民のプレイヤーのプレーしたいスタイルが見えつつ、
そのための公園を用意するのと
その公園について知らせて届けて遊んでもらい
その際遊びの"この指止まれ"をする人を巻き込むことが大事で、
・市民から聞く
・それをもとに土壌を作
・それを市民の中でも"この指止まれ"の人に届けて遊んでもらう
であって、
となると、もうヒアリングの段階で集客が始まってるなーと思います。
■ヒアリングは集客の入り口
CCCで徹底的に「市民の声を聞け」と言われ、さらに
「その市民の言うことに従うのではなく、それを超えたWOWを生み出せ」
と言われ続けて、これはまだ織田も精進中ですが、
行政の施策を作るうえでもすごくためになっていて、
こういったヒアリングから作る施策が1つでも多く増えることが、
市民が参画する街に近づくんじゃないかなーと思っています。
「前意見いただいたあの件、実現したよ!」とすれば、WINWIN集客だと思い、
また、人間、一度YESといったものに対して自分でNOといいづらいという
「ヘンホウセイの法則」というのがあるので、それにも合致します。
あとはこんなこともあるといいなということで、
UIKなどでもこんなテーマが出てきそうでワクワクしていて、
そんなこんなでこんな風になるといいなーと思った箇条書きのシェアで終わります!
・広聴への問い合わせも、市民も主体的に考えてそれが参考になったり何かに反映されるために、まず今声をあげていない市民も声をあげてみる
・身の回り10名に対して、知識を付与したり、身の回り10名が喜ぶ活動をする
・そう言った活動に参加する
・市や国のプラットフォームを使ってエンジニアが遊びながら市にアイデアを提供する
・そういった市民の遊びに市民が乗っかり、民グルグルのミングルになる(その言葉何)
今日はこの辺で!
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