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あえて嫌いなものを

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あえて嫌いなものを
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好きなものって、ずっと好きなものと、そうでないものがありますよね~!
 
僕は割と飽き性なので、ずーっと続けてきたものってあんまりなくて、
 
が故に抽象的な"世界全員アーティスト化"という広い括りの中で、色んなことをやってます。
 
絵も、描いたり飽きたり、
VRで絵を描いてみたり、
立体作ろうとしたり、
 
辞めたり、またやったり。
 
それでもまたやる時に"あ、好きかも""なんだかんだ好きなのかも"と思います。
 
■あえて"嫌い"を
 
そんな中、最近あるアーティストさんと会い、はたまた、みうらじゅんさんという"イラストレーターなど"をされている方の対談を見て、
 
彼らもまた、"あえて、嫌いを選ぶ"をしてました。
 
"嫌い"って面白くて
そこに対して、むしろ"好き"以上に過剰な反応をしてしまったりする。
 
虫とかわかりやすいですよね!
 
"ギャー!"なんて、嫌いなものでもない限り一生出さないような声ですよね笑
 
つまり、逆に感性ビンビンなんですよね!
 
"嫌い"の反応は多分、何かしら自分のこだわりやコンプレックスの裏返し。
 
その嫌いなところを集めると
・どこが嫌いなのか
・自分はなんでそれが嫌いなのか
・何が変なのか
・そもそも自分は何に拘ってるのか
が見えることに気づきました。
 
ただ、織田はあまり嫌いなものがないのですが、
昼ごはんの時とかにあえて選ばなそうなものから選ぶようにしました笑
 
おー!親子丼美味しそうー!No!今日は石焼飯!みたいな。
 
でも石焼飯めちゃくちゃ美味しかったです笑
 
■"弱い""嫌い"は、"悪い"ではない。
 
この行為ってめっちゃいいなって思うんです!
 
好きとか、強いとか、上手いとか、
一見ポジティブなようで
 
実はある一つの方法でしかない。
 
ネアンデルタール人は、今のホモサピエンスより脳の容量も体の大きさもパワーも大きく強かったらしいです!
 
でも生き延びたのは人間。
 
恐竜も、大きいものは10階建てのビルぐらいあって、それが動いたらしいですね!?
 
でも恐竜より、虫やシーラカンスが生き延びた。
 
下手も、弱いも、嫌いも、
実は優劣とか善悪ではなく、
 
フラットにあるベクトルに向かってるだけだと思うようになりました。
 
そして、世界の"幻想“が片側に寄ってる中、
逆の指標で選ぶことによって、
 
普段社会では感じられない自分の世界をより濃く歩ける気がしています。
 
アートを生涯作り続けていく織田にとっては"他の人がしないこと"をするのはすごくありがたいので、
 
こっちで勝手に違う経験値を得られるこの仕組みは、最近気づいて、すごくハマってます。
 
じゃんけんの負けでガッツポーズ!みたいな!
 
■こどもたちの"探究"の授業
 
あとこどもたちの授業でも、
探究の授業をしてたら、そりゃハマらない回もありますよね!
 
なんせ、探究するには自分ごと。
テーマを出してハマったりハマらなかったり、
そこから深掘り方なんて、その時見えなくて後で見えることだってある。
 
何かを意図的に達成しようとしてするタイプの学びでなく、自発的に興味発信でないといけないので
 
"探究の授業"という授業をする上では、本当に何か"やらないといけないこと"がない方が良いと思っています。
 
でも"ハマることが正義“だという思い込みがあると"ハマらなかったどうしよう"となってしまいます。(先生も親も。子供は別にそんなことは思ってない。大人のエゴ)
 
でも良く考えると、
そんな毎回毎回全授業ハマるとか、人生まるまるを考えて何%ハマってるか?と考えると、
無理矢理ずっとハマらせるというのは、
あるジャンルとか絞ったりしない限り、難しいと思ってしまいます。
 
その"人"が面白い、というのはありえるし、
その人が"面白い"を見つける感性があるタイプの人は色々見つけられていいかもですし、
 
でも、学ぶ内容はハマるハマらないが見えるぐらいでないと(ハマらない回もあるぐらいでないと)
 
それはある種、狭い範囲のことをやってる、と認識する方がいいと思うんです。
 
まあもちろん、世の中の全てのものは、面白い側面があってそれを見出せるのもいいけど、
 
それを1人の先生や、世の先生たちが全て伝えられはしないと思うので、
 
"これは今はハマらなかった。まあいっか!またやろう!or次!"
 
でいいと思うんです。
 
T-KIDSで満員になったアート授業も、ハマらない回があるけど、
こどもたちは他の習い事よりこれだけは辞めたくない、とずっと言ってました。
 
予定調和はないけど、先生としては意図や伝えたいことはあるのは大事ですけどね!
 
あ、想いが先行して脱線してしまいました笑
 
 
ということで、ルールを変えることで、自分の好きの否定ではないけど実験ができる!
 
好きなものに少し飽きた?と思ってる人や、何か新しいことしたいなーという方は是非試してみてください!^ ^
 
好きが増すかも知れないし、
外が変わらなくても、自分が変われば世界が変わるの簡単バージョンです!笑笑 
 
それでは皆さん、今日もー?
レッツ、概念饅頭!

アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!