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病院嫌いの息子

今日は、汗疹の塗り薬をもらうために保育園を早く切り上げて小児科へ。

最初はしょんぼりと「行きたくないなぁ」とつぶやいていたうちは良かったのですが、小児科の前に着くと、もう手がつけられないほどのギャン泣き。「ぎゃー!!!」と街中に響き渡るほど。涙。

粘り強く落ち着くまで待つこと30分。
順番はまだまだ先だったので、なんとか入り口のロビーまで連れて行き、そこでまた30分。
やっと順番がきて(予約を取って3時間後・・)。
待ってる子供たちはみんな落ち着いてるのに、息子だけぎゃー!!となっていまして・・。みんなキョトンとしてました。
注射しないよ、もしもし(聴診器)だけだよ。といっても、泣くわ泣くわ。

で、なんとか診察室まで連れていくと、覚悟を決めたようで、泣き止みました。
いつもの優しい先生の対応に、「あれ?怖いのと違うな・・」と感じたり、おもちゃに釣られている間に、診察終了。 

鼻水ながしながら、「がんばったね!電車シール」をゲットしてました。
帰りの待合室では余裕になって、シールの自慢をしていたり。笑。

なんでこんなに怖がりなのかなぁ、よっぽどに嫌な思い出が忘れられないのかなぁと、ぐったりして帰宅し、風呂に入り、夕飯を食べた後のことです。

息子は急にマットレスで小屋を作り出して、「ここ、クリニックね!」と言い、薬に見立てて、車のおもちゃを並べてました。

で、「パパ患者さんね」というので、僕が「うぇーーん!痛いのいやだよー!」と地団駄踏んで泣き出すと、「大丈夫ですよー」と笑顔で、薬=車をあげました。

「注射はやだよぅーー!!」と僕が言うと、息子は「今日は塗り薬だけですから、大丈夫ですよー」と優しくかわいい声で語りかけて、おまけに「シールも貰えるんですよ!」とまで言いました。

「え!シールもらえるの!?」と僕。
「そうだよ、怖くないからこっちおいで」と息子。
無事、シールと薬をもらって喜ぶ僕に、おまけのウルトラマンまでプレゼントしてくれました。

これを成長というのだろうか(笑)。
次の小児科は、もう少し楽に行けるのだろうか。

何はともあれ、大変な夕暮れでした。

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