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夢の象徴。修行9日目。
久々に夢を見ました。
最近はすぐ忘れてしまうのですが、今朝の夢はリアルでした。
息子(4歳半)を追いかけていました。息子は少し大きくなって小学生くらいでした。
必死にその背中を追いかけいると、祠らしきところに着きました。
乱れた息を整えて、その小さな祠の前に立つと、扉がありました。
そっと開けると、中にうねうねと動いている人形らしき物体がありました。
そのものは、グレーに色を変えながら、次第に坐禅を組んだ人間になりました。僕は「あ、お地蔵様だ」と思いました。
手を触れると、後ろにコテンと倒れて、うねうねしていました。起こしてあげると、こぼれ落ちそうな柔らかい感覚でした。
そのあとにも続いていたような気がしますが、あまり覚えていません。
あの不思議なお地蔵様。まるで乳飲子のよう。あの柔らかさの感覚が今の残っています。
祠やお地蔵様などは、霊的なエネルギーが深まっていると言われててもいます。現実にも、神聖な場所です。生まれたてのようなお地蔵様は、自身の中に芽生えたものなのか。
息子がそこまで案内してくれたことも不思議です。長女の誕生を象徴しているかもしれせん。自分自身の精神性を深めていくごとに、離れた息子や娘を想う気持ちが強まるのでしょう。
アトリエにて、静かに雨が降るのを見ています。雨粒が落ちて、柿の葉が揺れています。小さな絵を描いています。誰にも気づかれないような、ささやかな絵です。
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