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保育園の放課後は、コンテンポラリーダンス。

絵を描きながらもう100回以上聴いているのだが(笑)。

この映像を見ていると、息子の保育園の放課後を思い出す。
園内にこんな洒落たBGMを流していたら、子供たちの動きは全部コンテンポラリーダンスだよ。

「考えない」というタイトルのこの曲は、最後に人種を超えて、世代を超えて、一つになって溶け合っていく。
生きている命の輝きだけが、ただただ眩しくて。自分の中にもまだ残っているのかなって。少し悲しくなって、涙が出てくるんだよな。

いや、残ってるよきっと。
その破片を懸命にかき集めてるのが、絵を描くことなんだ。

「はてしない物語」で、記憶を無くした主人公が、記憶の結晶のかけらを必死に探すように。
僕は失っていく。時間も体力も気力も育児によって消耗して、創作意欲の泉も枯れてしまった。
それでも、息子や子供たちを見てると、「失ったもの」ではなく「忘れていたもの」を思い出しそうになるんだな。すごく胸が苦しくなる。

絵を描く。
絵を描く。
彼らが踊るように、走るように。
僕は絵を描くのだ。

もう、何も考えないで。
輝きだけを感じて。

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