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モネの誕生日

【愛犬モネを迎えた日】
7/7は、2014年にモネを迎えて9年目になりました。保護当時4-5歳と言われてましたから、ずいぶんとシニアになりました。もうヨレヨレのおばあちゃんですが、今も一緒にいてくれて本当に感謝です。

モネを迎えた時のことはよく覚えてます。保護犬から迎えようと思って探していましたが、なかなか巡り会えませんでした。その時、前年に亡くなった母の面影を宿したプードルの写真を見て、この子だ!と思いました。里親団体ではフランス語の茶色の意味である「ブリュンヌ」とつけられてました。呂律が回らず(笑)、画家のモネから名前をつけました。

トライアルが始まった二週間、てんやわんやでした。僕は子供の時、番犬と猫としか暮らしたことはありませんでした。
モネは4年くらい繁殖犬としてケージに入れたれて、うまく歩くことができませんでした。いろんな方の助けを経て、少しずつ家族になっていきました。
半年くらいして、何かの変化に気づきました。「尻尾を振っていだ」のです。そこで、ああ、尻尾で感情を表せるようになったんだ、と感動したことを覚えてます。

2013年、60歳で他界した母がきっかけでモネと出会い、モネを迎えた翌月に世田谷美術館で天国のクジラを初めて発表しました。すべては供養のためでした。それが2023年には15作まで増えました。
「趣味どきっ!」では具志堅用高さんに練習用のモデルとして似顔絵を描いていただき、抱っこしてもらいました。佐藤藍子さんにも優しくしていただきました。

モネは人が好きです。200頭の狭いケージの中で過ごしていても、きっとブリーダーさんのことが好きだったのでしょう。人間同士はいろいろあるけれど、動物には動物の、大自然の愛や絆があります。もう一度、彼ら彼女らから他者への「理解」を学んでいきたいなと思うのです。

ありがとう、モネ。
生まれた年も、年齢もわからないけど、7月7日はあなたの誕生日。

今日はトリミング。

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