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コーラル(黄赤)という珊瑚色が示す意外な生き方の極意とは?

コーラルというのはサンゴの意味。
そして、サンゴの生態で有名なのは「共生」によって生命を維持することではないでしょうか。

サンゴは、必要な栄養素の約90%を、褐虫藻から得ているのだそうです。

そんなサンゴの生態を反映してか、コーラル(黄赤)という色の意味は、「愛情・繊細・優しさ・調和・つながり・共存・協調性・協力・支え合い・母性・美意識・自己受容」。

まさに、サンゴの生態をあらわしていますね。

こんにちは!
Artist_Saika事務局 中の人です。


選択と集中

共生の前提にあるもの

サンゴくんが自分で決めたかどうかは別として、何かと共生して生きると決めるにはある前提があると思います。それは、「ここに労力は使わない」という前提です。

サンゴってああ見えて動物なんだそうです。
だから何か食べなきゃいけない。
けど動くってことをやめて、褐虫藻からもらうことにしたんですね。
その代わりに住処を提供するよ、と。

弱さを見せる

サンゴって、外から観察すると固いようですが、中は柔らかい部分もあるそうです。それって弱い部分。そして弱い部分に共生者を住まわせるって、ある意味勇気のいることだと思います。

実は、組織がうまくいく秘訣の一つに、「弱さを見せあえる」ことだ、という考え方があります。
気兼ねなく弱さをさらけ出せることで、しっかりとお互いの助け合いが行えるということになる。

自然の生態って、実は人の関わりとについての参考書になるのかもしれませんね。

人が助け合うために必要な事

得意なことはわかりにくい

たとえば、人前で話すという事を考えた時、まったく何のトレーニングもなく上手に話す人がいます。一方で、本で学んだり、教室に通ってもなかなか思うように想いが伝えられない人もいます。

きっと、前者は話すのが得意な人で、後者はそうでない人。
けど得意な人にとっては、話すことが当たり前すぎて得意とは思っていない。
得意でない人は、一生懸命努力するのですが、果たして「無意識にできてしまう人」に迫るトークはできるのでしょうか。

もちろん、向上心は大事だと思いますが、社会の中での役割を考えるなら、得意な人がやって、そうでない人は別で活躍すればいい。そんな気もするのですがいかがでしょうか。

私たちが、隣人と共生するためには、自分の弱い部分を認め、外に対して無防備になることが大事なのかも、なんて思うことがあります。

コーラル(黄赤)の調和

実は、コーラル(黄赤)の意味は、サンゴ→産後という語呂合わせ(?)から、母性的な愛をも表現していると言われています。
また、コーラル(黄赤)から、子宮の色を連想することもあるかもしれません。

今の世の中、何かと分断されがちです。
Aが正しくて、Bが間違いとか、
Cがあるべき姿で、DはNGとか。

けど何かをジャッジするのではなく、すべて含めて母性的な愛で包むことができれば、もっと平和な世の中が出現するのではないか、と思うことがあります。

あきらめる、という仏教用語があります。
真相を明らかにする、という意味です。
そんな観点で見てみたとき、「弱さ」を劣ったものと捉えるのではなく、
誰かとの共生のために用意された引っ掛かり、と考えることも出来そうですね。

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