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ルビーとサファイアは、同じ石ってホント? 同じ石なのに名前が違う理由

皆さんは、ルビーとサファイアが同じ石ということ、ご存じでしたか?
双方ともに、「コランダム」という物質からできている物質なんだそうです。
ある説明によると、サファイアにはいろんな色があって、そのうち赤いものをルビーと呼ぶ、というものがありました。

では、ルビーとサファイアの境目は何があるのでしょうか?

こんにちは!
Artist_Saika事務局 中の人です。

実はルビーとサファイア、色ととても深いつながりがあるのです。

青いサファイアと青以外のサファイア

サファイアにはいろんな色がある?

実は、先ほどサファイアと同じ物質で「赤いものをルビーと呼び、赤以外をサファイアを呼ぶ」というようなことを言いました。しかし厳密には、赤以外のサファイアの中でも、青いブルーサファイアと、青以外のファンシーカラーサファイアと分類することもあるようです。

青いサファイアの青は、鉄やチタンなどの不純物が青い光を反射して、青く見えます。

余談ですが、これらの不純物を取り除いた形のコランダムを「サファイアガラス」と呼ぶことがあります。高級腕時計や、iPhoneのカメラ保護パーツなどで使われているので耳にしたことがある人も多いかもしれません。

赤いサファイア ルビー

ルビーは、冒頭でお話したとおり、サファイアと同じコランダムでできています。クロムイオンが含有されているため、赤色を反射して赤く見えるということです。

クロムが混ざると、結晶の成長が妨げられ、大きくなりにくいそうです。そのため、大きなルビーはなかなかお目にかかることができず、希少価値が高いようです。

なぜ赤いサファイアがルビーと呼ばれるのか?

サファイアとルビーの語源

サファイアの仲間から、なぜルビーだけが飛び出したのでしょうか?
その理由は、サファイアとルビーの語源を辿ってみると明らかになります。

ルビーの語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」。
1800年以前は、赤い石をすべてルビーと呼んでいたようです。

一方、サファイアという言葉は、ラテン語の「サフィルス」が語源。
「青」を意味する言葉です。

つまり、それぞれが色をあらわす言葉だったものが、その色を象徴する石の名前として、それぞれあてがわれた、ということです。

誕生石の意味合いと色彩心理の不思議な一致

赤と青を象徴する、ルビーとサファイア。
それぞれ、ルビーは7月の、サファイアは9月の誕生石とされています。
その意味は、ルビーが「熱情・情熱・純愛・仁愛・勇気・仁徳」、
サファイアが「慈愛、誠実、貞操、高潔、徳望、崇高、深い海、心の成長」
とあります。

色彩心理においてもルビーの根っこにある赤色は、情熱や勇気をあらわしますし、サファイアの青色は、誠実さをあらわすと言われています。
どうやら、色にまつわる名のついた石は、色の持つイメージとかぶるのかもしれません。

このような共通点を見ていると、私たちは様々な形で色のメッセージを意識的・無意識的に受け取っているのではないかと思います。どんなメッセージを受け取るか、意識しておきたいものですね。

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