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『幸せになる方法』教えます!

購読者ならともかく、「幸せになる方法を教えます」というタイトルに釣られてこのnoteを開いたご新規の方は、おそらく今現在、あまり「幸せ」ではない人が多いのでは?もちろん「好奇心」を持った、という人も多いだろうか?

「簡単にお金が稼げる方法、教えます」
「理想のパートナーがすぐにやってくる方法、教えます」

この手の、「簡単、楽に、すぐに」という、牛丼でも注文かのように願いが叶うという触れ込みの情報商材に飛ぶつく人は、当然、上に述べた通り、現在『幸せ』じゃなかったり、お金に困っていたり、ひとり者で寂しかったり、なのだろう。

「簡単に痩せる方法!」みたいな情報に飛びつくは、痩せてる人はいないし、「薄毛に劇的効果!」とかのサプリとか栄養剤を買う人は、髪の毛に悩んでいるから買うわけだ。覚えておくといい。必ず消費者のニーズありきで、マーケティングは存在する。

さて、「幸せになりたい」と、人は思うもの。。

現状の「不幸せ」に不満を持ち、自分に「ない」ことを嘆き、自分より「ある」人を羨ましがる。

人は幸せになるために生まれたんだし、幸せになりたいものだ。そう願うことは何もおかしくないし、悪いことではない。

ちなみにこの連載小説。『幸せになりたいの!』は、

幸せになりたくて、自己啓発系のスピリチュアルセミナーに大金を払って通ってみるアラフォー女性が主人公の話。ご興味あれば、5話まで無料で読めます。

俺は数年、スピリチュアル業界というところにいるので、いろんな現状を見てきたし、「幸せになりたい!」と思い、「幸せになれる方法教えます!」と謳う講師の元に通ったり、コンサルティングを受ける人たちをたくさん見てきた。

まあ、その実情は、小説を読んでもらえば色々とわかるだろうが(笑)、結局のところ、そんな「幸せになれます!」なセミナーに行っても、その中で講師が言ったような成果が出る人って半数もいないと思うし、「月100万稼げます!」的なセミナーに通って、お金持ちになった人なんてほんの一握りだ。

幸せになりたい。でも、幸せになれない。そんな人の大きな原因をいくつかあげよう。

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