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人は死ぬ。だから、命を燃やして生きる。

お知らせ

12月11日(土) 歩く瞑想の会 in 東京あきる野市

2022年1月16日(日) LIVE「Spiritual Music」 東京池袋

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サムネイル画像が「おはぎ」なんだが、今日はこちらのNHKの朝ドラ

からの話をしたい。

まだ始まったばかりだけど、岡山の和菓子屋さんで生まれ育った主人公の安子と、その家族のストーリー。

昭和初期。戦争となり、長男や、和菓子屋の職人たち、結婚したばかりの夫、幼なじみ(夫の弟)など、若い男たちは皆兵隊に取られ、安子の実家の母と祖母は空襲であっけなく死に、生き残った父も、なんとか立ち上がり、気力を振り絞り和菓子を作りはじめた矢先に、結局死んでしまった。

「いや……。死にすぎやろ…」

と、なぜか関西弁でつっこみたくなるほど、始まって間もないのに、たくさんの人が死んだ。この分じゃ結婚生活1ヶ月しか送ってない夫なんかも、生きて帰れるかどうか…。

しかし、とても「リアルだなぁ」と思った。

ちなみに前回の朝ドラ「おかえりモネ」では、311の震災被害を受けた気仙沼市出身の主人公とその一家が描かれていたが、友人の母親が死んで、その夫役の浅野忠信が飲んだくれ生活を送っていたくらいで、あとは主要人物の家族とかは誰も亡くなっていない。だけど、それぞれの罪悪感に苦しんでいた。

もちろん僕は2011年3月11日、東京にいて、津波被害は受けていない。知人や親戚、まして家族は東北にいない。だから軽々しいことは言いたくないし、その実態は凄まじいものだったと思う。

こちらのnoteで書いたけど、

現地でお話をした女性の話は衝撃的だった。

「私以外、家族は全員津波で死にました」

と、淡々と語っていたが、その胸中はいかほどのものか…。そして今まで何を思って生きてきたのか…。

しかし、そういう人がたくさんいたのだ。

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言葉の力で、「言葉で伝えられないものを伝える」ことを、いつも考えています。作家であり、アーティスト、瞑想家、スピリチュアルメッセンジャーのケンスケの紡ぐ言葉で、感性を活性化し、深みと面白みのある生き方へのヒントと気づきが生まれます。1記事ごとの購入より、マガジン購読がお得です。

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