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書く、話す、手を使う。(前半・無料) 知られざる才能(後半)
書く、話す、手を使う。(前半・無料)
いつだか、こんなツイートをしました。
「得意なことがありません」
— オオシマ ケンスケ (@mirokukensuke) April 15, 2022
「やりたいことがありません」
という人は多いけど、
実際はこの三つのどれかに分類されます。
・話す
・書く
・手で作る(創作)
自分がどのスタイルかを見極めるのも大事です。
そして、そこを軸に「今何ができるか?」を考えること。
「才能がありません」
「得意なことがありません」
「使命が見つかりません」
っていうような悩み、よく聞きます。前も書いたことあるけど、多くの「才能」って、自分では気づけないものです。なぜなら「当たり前」だったりするからです。
そして、何らかの才能を使って活躍している人たちに共通していると思うのですが、
「俺は才能があるから、ちょちょいのちょいで上手くいくのさ!」
って人はいません。仮にいても、そういうタイプは一時的で、長期的に活躍できません。
活躍してる人は、常に「まだまだこんなもんじゃねえ」と思ってたり、「もっともっと良いものを!」と、常に枯渇していたり、多くを求めていて、不断の努力をしています。
そして「自分の才能」なんて考える暇もないくらい、自分の創造に夢中です。
で、こういうことを言うと「才能」=「社会的に認められるもの」と思われがちですが、そんなことはありません。まったく無名の、例えば『すごい主婦』とか、『神ってる幼稚園の先生』とか、『えげつないほど完璧かつスムーズなレジ打ちのおばちゃん』とかいます。
ちなみに『主婦業』って、僕もかなり「主夫」するのでわかりますが、同時並行でさまざまなことを考えながらやらないとできないし、そこに「完璧さ」や「子育て」なんて絡むと、はっきり言って相当な要領と根気強さがないとできません。
しかし、それをこなしている主婦が日本中にけっこうな数います。でも、彼女らは無名です。
主婦でももっと絞って「料理の才能」や「お菓子づくりの才能」「洗濯の才能」「アイロンの才能」「子供の話を聞く才能」とかもあります。
で、冒頭のTweetの、
・話す
・書く
・手で作る
の三つのどれかを、大抵の人は持っていると思います。
「私はどれも持っていません…」
と、勝手にいじける人もいるんでしょうけど、まずは「本当に?」と、自分を疑ってみてください、案外、「当たり前すぎて」で気付いてないだけ、ってことが超多いです。
ちなみに僕も、「人前で喋る才能」ってのがあったからこそ、セミナー・ワークショップ講師や瞑想教師として、人様に奉仕し、それがビジネスになっているのですが、僕は自分が知人に対して「瞑想の良さ」を伝える時まで、「持っている情報を噛み砕いて、それを人に口で説明する」という才能に、まるで気付いてませんでした。
あと、上記の三つにそれでも該当しない、と言う人は、例外もあります。それは後半に書きますが、あくまでも例外であり、ほぼほぼ、何らかの才能が「書く」「話す」「手で作る」にあります。地味だったり、当たり前すぎたり、他人が認めていないから気付いてないだけ、というのがほとんどです。(もちろん複数の才能を持っている人もいます)
しかし、その才能を「何のために使うか?」が重要になります。
僕が自分の「口で説明する」才能に気付いたのは、友人に「瞑想ってすばらしいよ!」「心の世界を知ると幸せになるよ!」と、伝えたかったからです。その友人のために、自分のできることを、できる形で奉仕したから気づけたのです。
友人の吉武大輔さんがこんなことを書いてましたが、
あなたの賜物(才能)は、自分のためではなく、神と隣人のために使うものである。自分のためだけに使っていたら、それは肉体として存在しているだけで、本当の意味で生きていないことになる。
— コミュニティを通じて人をつくる@吉武大輔 (@dai_present) April 15, 2022
まさしく、自分のためだけに使っていると、なかなか気づけないし、仮に気づいても、活躍の場がない。
だから「目の前の人」に、その才能を使ってください。才能があるかないかわからなくても、とりあえず目の前の人のために、やってみてください。
こんなnoteを書きましたが、
あなたの行為には、必ず宿るものがあります。だから、才能があるかどうかなんて考える前に、目の前に人に、そしてもちろん「一番目の前の自分自身」のために、あなたの労力と時間を差し出してみてください。
さて、話を戻して「書く」「話す」「手で作る」と書きましたが、手で作るのが得意な人が、案外ビジネス・ブログライティングセミナーとか通って、
「習ったのに書けません〜」
「やっぱり続きません〜」
「何を書いていいのかわかりません〜」
みたいなのってよくあります。
僕は物書きなのでよくわかります。文章を書ける人って、文章を書くのが「好き」なんですよね。そもそも、「よく書く人」は「よく読む人」でもあります。
もちろん、アウトプットの場として、「書く」という行為は僕も非常におすすめします。しかし、それは日記のようなものや、内面の思考のまとめ作業であって、それで誰かに「伝える」となると、少し話は違います。ましてそれを「ビジネス」に使おうとするとなおさらです。
「話す」才能もそうです。みんながみんな、講演家やセミナー講師になれないし、ユーチューバーにもなれません。やはり人に「話して伝える」ためには、それなりの工夫があり、努力もあり、そして才能も最低限はあります。ちなみに、好きってこと自体が、一つの才能です。
だから「書いて表現する」とか「話して何か伝える」ってこと自体が楽しくできないと継続しません。継続しないと実力はつきません。
で、見落としがちなのが「手で作る」という才能です。
やはり「書いて伝える」「話して伝える」は、何よりも「伝達速度」が速いです。今の時代にはピッタリでしょう。文字媒体(SNS、ブログなど)で伝える、動画媒体(Youtubeなど)で話して伝える。スピードもさることながら、拡散力も高いです。当然、そこへのなんらかのリターン(反応)も早いわけです。
これが「手で作る」の才能を見落としがちな理由があると思います。
なぜなら人は皆「簡単」「楽ちん」「速い」が好きですからです。
自分を表現して、それで承認をされたり評価、リアクションを得るためにも、それを適応しようとするので、「手で作る」才能って、後回しにされがちで、それよりも「ライティングセミナー」「話し方講座」「主婦の起業セミナー」「ビジネスマーケティング講座」とかに頼ろうとしてしまいがち。副業の小遣い稼ぎから、一攫千金獲得狙いまで、色々あるでしょうけどね。
すでに物作りで活躍している人を見て「いいなー」「すごいな」と思っても、やはりその人たちより、「口」とか「キャラクター」で売ってる人の方が楽に見えるし、「自分もできそう」って思えますしね。
でも、手で作るって、多くの人が見落としがちな才能です。手料理、手作業、手仕事…。手から生まれるものこそが、本当に残るものです。
「込める、宿る、滲み出る(前半・無料) 手の魔法。(後半)」に書いた通りですが、手には魔法があります。時間と労力を使って、ぜひあなたの手から、生み出して欲しいと思います。
後半は、手仕事の奥深さと、さらに三つの才能以外の才能に着目していきたいと思います。
☆ お知らせ
5月26日(木) MACO & ケンスケ「超越!江ノ島歩き」⇨(満席となりました)
カウンセラー、言語化コンサルタントの『上田光俊さん』と対談。
「“うえさま”とのおしゃべり」Youtubeにて公開。
その1 その2 その3
では、後半へ!
知られざる才能(後半)
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¥ 280
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