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自身への「問いかけ」を忘れない者が、最終的に勝者になる。

1月16日(日)17時〜。「LIVE!Meditation music」

音とエネルギーの渦で、共鳴し合うものがある。

各種チケット

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最初に言っておくと、ここでいう「勝者」とは、世間一般のことや、常識的な勝ち負けではなく、「自分への勝利」です。何を持って勝利とするかは、「自分を生きた」ということです。

自身への問いかけは、日々、至る所ですべきですが、やはり「1日を終える前」、つまり寝るときになんて大事だと思います。

人はどんな理想や目標があっても、その通りできなかったり、うっかりミスをしたり、失言をしたり、思わぬ失態をしてしまいます。

避けられないもの、ってありますが、大体が「気を抜いた」「油断した」「なめてた」などの、人的なミスが多いです。それは仕事、家庭、プライベート、あらゆる場面で起こります。

人為的なものだから、気をつけることはできるし、何より我々には「反省」して、次に活かすということができます。

旧日本帝国海軍では、「海軍五省」という訓示がありました。

一 至誠に悖(もと)る なかりしか (誠実さや真心、人の道に背くところはなかったか)
二 言行に恥づる なかりしか (発言や行動に、過ちや反省するところはなかったか)
三 気力に欠(缺:か)くる なかりしか (物事を成し遂げようとする精神力は、十分であったか)
四 努力に憾(うら)み なかりしか (目的を達成するために、惜しみなく努力したか)
五 不精に亘(わた)る なかりしか (怠けたり、面倒くさがったりしたことはなかったか)

昭和の口調だし、軍隊のものだったので、女子はこれを読んでドン引きしているかもしれないけど(笑)、もっとソフトにわかりやすくいうと、

1 良心に従った、理想の自分でいられた?
2 人に優しくできた?ちゃんと心で交流できた?
3 今日のやるべき事に対して、気持ちを込めていた?
4 自分のベストを尽くした?
5 めんどくさがってなまけたりサボったしなかった?

という感じだろうか?

上にも述べた通り、我々は必ず失敗するし、何かを身につけようと思ったら、最初からこなせるはずがなく、何度も繰り返し、失敗しながらコツを掴んでいくものです。

僕のnoteでは主に「心」とか「生き方」や「スピリチュアリティ」を語っているので、やはりそれも目には見えないけれど、練習ができて、訓練で上達するものです。

そのために、普遍的なテーマとして「今」が最重要としつつ、「動機」や「志」という、どちらかと「未来」志向なことも書いてきましたが、今回は「内省」。過去、ですね。しかしこれはとても重要です。

実際のところ、世の成功者の多くは「内省」をたくさんしています。上の海軍五省も、世界一のホームランバッター「王貞治」さんが、毎晩声に出して唱えて、自身を振り返っていたそうです。

また、昨年までの大河ドラマの「渋沢栄一」は、『論語』を規範としていたことで有名ですが、論語の中でも有名な一説があります。これは僕自身も常に意識ている言葉の一つです。

吾日に吾が身を三省す。
人の為に謀りて忠ならざるか。
朋友と交わりて信ならざるか。
習わざるを伝えしか。

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