未来の予言
⭐︎12月11日(土)歩く瞑想の会 in あきる野市
⭐︎2022年1月16日(日)LIVE!!「Meditation music」
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「2022年、世界に大災害が起きます」
みたいな情報、溢れています。この手の「破滅論」は、ずっと昔からあって、1999年のノストラダムス、2012年のマヤ暦の終わり、その度にそういう意見が氾濫し、オカルトや陰謀論、都市伝説が流行ります。
そして昨年からのコロナ騒動で、一気に加速しました。
上記のような破滅論で不安になる人もいれば、
「世界はもっと平和になる!」
「アセンション(次元上昇)する」
「お金のない素晴らしい時代が来る」
という、正反対の「楽観論」な意見も増える。スピリチュアル系に多いですね。
ただ、これはふわふわな人たちの意見でもあるし、日本の文化かもしれません。言霊や呪詛的な文化です。
「縁起の悪いことを言葉に出さず、良い言葉だけを言えば平和になる」
という、日本人的な感覚。
確かに古代には「言霊」が強く影響していた時代はありましたが、どんどんそれらの効力は失われました。今はその使い方を封印されてしまっています。
言霊の象徴として、例えば「平安貴族」たちは、平安時代末期に「戦(いくさ)」「武器」「犯罪」などの言葉を避けるどころか、「忌み」な存在である武具を身につけた存在(のちの武士)そのもの退け、京都では貴族直属の軍を放棄して、風水や呪術的な力で平和を得ようとした結果、京都には盗賊が溢れ、最終的に平氏、源氏、などの「武士」社会に乗っ取られました。民衆も、自分を守ってくれない「平和平和」と唱える貴族よりも、実質的に治安を守ってくれる武士の方が頼りになったのです。
近代でも、大東亜戦争中は「大本営発表」で、日本の情勢が不利だったり、劣勢であることを一切報道しなかったのも、情報操作もありますが、「縁起悪い事を言ったらその通りになるから言ってはけない!」「負けるなんて口を避けても言えない!」という、言霊文化も影響しています。
戦後も、物議が絶えない「憲法九条」もそうかもしれません。「平和、平和」と唱え続けることで、「軍隊」とか「戦争」という言葉を使わないことで、平和にしようとする言霊信仰ありきだと分析する学者もいます。
話を戻す。
未来の「破滅的予言」にしろ、「楽観的予言」にしろ、どうしてこれらの「未来予言」が常に人間社会では流行るのか?
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