出雲地方出身で日本神話を描く若手画家_Happyといろ
【プロフィール】
出雲地方出身で日本神話を描く若手画家、Happyといろ。
彼は日本神話の大舞台”出雲地方”で生まれ、幼い頃から日本神話に触れながら育った。日本神話は”いのちの繋がりの物語”と捉えており、そこにあるありがたさや尊さを日々感じ、それを制作テーマとして絵を描いている。出雲大社で67作品の展示を行い、3日間で269名の来場者を迎える大きな個展を開き、テレビや新聞にも取り上げられた。
【How I am here】
彼は2歳から絵を描き始め、
5歳の将来の夢はすでに「画家」だった。
中・高も美術部に所属しており、ずっと絵が好きだった。
しかし、高校生の時に「画家になること」を一度諦める。
周りの大人たちに「もっと現実的な夢をみよう」と言われたためだ。
そこで「美術教師になろう」と思い、
画家になることを隅に置いて大学進学を目指した。
しかし美術教師になるための学部に3度落ちる。
浪人人生を送っているうちに心もズタボロになり、
学業の道を諦める。
その後、武蔵野美術大学通信教育過程に進学。
これが2016年のことである。
彼は島根に住んでいたので、通信で授業を受けた。
通信であったが沢山の友達を作ろうと思い
多くの生徒と話すようにしていた。
するとこの学校には10代〜70代まで色んな年齢層がいて、
日本人も外国人もたくさんいることに気づく。
そして「稼げなくてもアーティスト活動をして自分の作品を世に出している人が沢山いること」を知り「安定な道」には自分は行きたくないと思った。
その後、路上に立ち始めて、
ライブペイントなどのイベントを沢山行う。
いつしか大学の課題をこなすよりも
自分で自発的に作品を作っていたいと思うようになり、
2020年3月に大学を中退する。
途中でコロナにかかり活動がうまくいかない時もあったが、
島根で路上イベントなどを開くとニュースで取り上げられ、
絵のお仕事も次第に増えた。
その後、個人事業主として正式に活動を始め、個展も開く。
そして2021年11月に出雲大社での個展を開催する。
クラウドファンディングで資金を集め、全部で67点もの作品を展示。
結果的に3日間で269名の来場者を集める。
新聞やニュースにも多く取り上げられ一躍有名になる。
しかし彼は「5歳の頃に描いていた”自分の理想の画家”に到達した」と実感したため、今は一旦「画家」という看板を下ろし、今までとは違う自分に生まれ変わろうとしている。
今は道を模索中の段階です。
【ご本人から皆様へのメッセージ】
とにかく無理をしないこと!!!
ゆっくりでいいから。自分のペースでいいから。
アーティストになりたかったらそれでいいし、なんでもいい。
10人10色だから。
自分は理想主義で減点方式で生きていた、だから辛かった。
報われない時が多いし夢を抱くと試練がきて絶望する時が多かった。
完璧じゃなくていい。
無理せず自分のペースで頑張ってほしい。
Happyといろ
【👀 Happyといろさんについて詳しく知りたい方はこちらへ 👀】
◆Instagram
https://instagram.com/happytoiro_artgallery
◆note
https://note.com/toirosan
〜最後に:運営局より〜
Happyといろさんも一年前に少しお話しさせていただいて、久しぶりにお話しの機会をいただきました。 Happyといろさんは誰よりも人間味が強く感情も豊かな方だなと感じました。「日本神話」という壮大なテーマにも果敢に取り組み、自分の信じる道を歩む Happyといろさんは本当にすごいなと感じました。今は色々と道を模索段階とお聞きしましたが、きっとどんな道であろうとご活躍されるのだと思います。加点方式で生きて、また明るい Happyといろさんをみれる時を楽しみにしてます!
Happyといろさん!改めて今回はご協力ありがとうございました!
アーティスト発信所_運営局より
※この記事にある写真に関してご本人の許可をいただいております。
以上になります。