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はじめのはじまり
これまでずっと、文化芸術に関わる勉強や仕事をしてきました。
なんて人間らしい社会的な営みだろうと思ってきたけれど、
生涯1度も、ライブハウスに足を踏み入れない人、
生涯1度も、劇場に足を踏み入れない人、
生涯1度も、アートやアーティストと袖触れあわない人、
生涯1度も、身近な伝統文化や地域芸能に気付きもしない人、
結構少なくない気がしてきました。
でも、文化とか芸術って、そんな特別なものでしょうか…?
元々は、日々の営みの一部として、暮らしにメリハリを付けたり、
楽しいハレの場を創ったり、土地に根差したウィットを閉じ込めたり、
人間が人間らしく豊かに生きるために生まれたものなはず。
特別な「ハコ」の中で、有難く拝見・拝聴するものもいいけれど、
それだけではどんどん日々の営みから遠ざかってしまいそう…
今ならまだ、文化芸術が日々の営みに必要不可欠なものとしてある
海外の地域もあります。
今だからこそ、特別にくくられた空間の外に出向いていく必要性を
文化芸術の当事者の側も感じているはず。
人間が人間らしく、豊かに生きていくために欠かせない、
当然に必要とされる存在であるために、いろんな機会をつくって、
開いて、人の間に、人と文化芸術の間に、たくさんアーチをかける。
誰もが ART in Life (暮らしの中の文化芸術)を楽しめるように、
ARTiL、始動します!!!
ちょっと読みにくいけど、「アーチる」って、呼んでくださいm(__)m
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