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Vol.16【地の果てフィステーラにも行きたいの巻】スペイン巡礼おばさん奮闘記

旅行会社から届いたパンフレットに『サンティアゴ巡礼路ハイライト10日間』ってコースがありました。全長約930kmをどうやって10日間で回るのか興味があって、引き込まれるように魅入ってしまいました。

一番人気の「フランス人の道」のハイライト部分を6日間かけて歩くツアーだそうです。行程表を見ると、巡礼1日目のピレネー越えも山道をトレイルすると書いてあります。
スタート地点のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから国境の町アルネギーへ徒歩約2時間、その後バスでクルセ・デ・サバレタへ向かい、そこから山道のトレイルをゆっくり登り、イバニェタ峠(1057m)を越えて、スペイン最初の宿場町ロンセスバジェスへ徒歩約3時間となっています。着後、バスでナバラ州の都パンプローナへ行き一泊。

2日目は、バスでエステージャへ向かい、「ワインの泉」があるイラーチェやぶどう畑を通り、約徒歩6時間かけてロス・アルコスを目指すそうです。その後、バスでリオハ州の都ログローニョへ行って二泊目。

3日目は、バスでカストロへリスへ向かい、モステラスの丘へ登り、メセタの大地が広がる展望を見たあと、麦畑が広がるカスティーリャの大地を進み、イテロ・デ・ラ・ベガへ徒歩約4時間。そしてバスでレオンへ向かい
レオンで三泊目。

4日目は、バスでオ・セブレイロへ。巡礼路で最も古い教会が残るオブセイロ村から峠を下り、ガリシアの田舎の中を歩いて、トリアカステーラへ徒歩約6時間。着後、バスでサリアへ連れてってもらい、そこで四泊目。

巡礼路5日目、サリアからメリデへバスで向かい、チーズの名産地アルスアへ徒歩約4時間。その日はモンテ・デ・ゴソで五泊目になっています。

そして巡礼路6日目、歓喜の丘から聖地サンティアゴへ約1時間歩いて大聖堂を見学して、その後バスで「世界の果て」フィステーラ岬、巡礼路の終着地点で大西洋の大海原を眺めてからサンティアゴに戻り六泊目の最後の夜を過ごすツアーになってます。

あれ、これって私が行きたい・観たい場所ばっかりではありませんか?

ツアーでも良かったかなと、ちょっと軟弱な考えが頭をよぎります。

でもでも、この行程表では、サリアから100km続けて歩けませんので、
巡礼証明書はいただけませんね。

という事で、

やはり自力で、でも無理せず、行きたい所をスポット的に挟みながら証明書を頂けるだけは歩いて巡礼する自分なりの行程表を考えたいと思います。

私が、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラにたどり着くのは、6月後半を予定しています。
この巡礼者のシンボルのホタテ貝をザックにくくりつけて、巡礼路を歩いている自分の姿を早く見てみたいと気分が高まります。
名物のタコ料理もとても楽しみです。


ウエアやケアグッズも着々と準備が整っていっています。間に合っていないのが、
身体能力の方・・・。

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