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ミモザの花が咲くとき その1   はじめに

【*刺し方解説はミモザの花が咲くとき2からです】

はじめまして

皆様はじめまして、私たちは京都の西陣の外れで、小さな手芸店を営んでいます。お店の名前は【Art Fiber Endo】と申します。お店は古い町並みも残る市内東西の通り【椹木町通り】の角、地元の方が静かに住まう住宅地の中にあります。

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▲私たちのお店の中に並ぶ手芸素材です。たくさんの素材を扱っています。

noteに投稿するのは初めてです。今何を書くべきかとても悩んでいます。noteに投稿されている皆様は最初に何を書かれましたか? まずは自己紹介ですよね。お仕事のこととか、読んだ本の感想や、学生時代の思い出などもあるかと思います。

私は悩みながらも、まず見出しの写真を決めようとしています。noteの真っ白なテキストプラットフォームに映える風景を探し貼り付けることから始めてました。先程noteのエディターに貼り付けた写真は地元の西陣の古い町家にわずかに積もる儚い雪の風景でした。

京都の冬と訪れる春

先日の降雪では、うっすらですが、京都市内にも雪が積もりました。朝はいつもより静かで、寒かったと記憶しています。北山や比叡の山々に囲まれた盆地の京都は「京の底冷え」という言葉があるほど、冬はとても寒いと言われています。北海道から来店して下さったお客さんは京都の朝はお住まいの場所よりも寒いと仰っていました。さすがにそんなことはない思いますが、やはり冬の京都にそのような印象をお持ちの方もおられるのかも知れません。

今日は18日です。未明に市内でまた雪が降りました。今も屋根にうっすらと雪景色が残っています。軒を連ね、今も残る古い町家の瓦屋根に、積もる儚い雪化粧もお昼には消えてしまうでしょう。冬は過ぎ去ろうとしています。花咲く春の到来です。そのような時期迫る中、皆様にご紹介したいものを綴ろう思います。

春の訪れを告げるミモザの花と花刺繍について

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ミモザとはマメ科アカシア属の植物の俗称で、ふっくらとした小さな黄色の花が咲く可愛い花々です。

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3月8日は【ミモザの日】であることをご存じでしょうか?同日は国連が提唱した国際女性デーですが、春の到来を予感する時期でもあります。日本では春を象徴する花・色は桜色ですが、西洋での象徴カラーは黄色だそうです。欧州の厳しい冬が終わり、温かい春を迎える時に、咲き乱れるミモザの花は幸せの象徴であり、同日をミモザの日として祝う習慣が生まれたそうです。この習慣は西洋だけでなく、日本でも広まりつつあります。皆様にこの幸せの花、ミモザにご興味をもって頂けるならばと、以下のことをこのnoteを通じてご提案したいと思います。

ミモザの花の楽しみ方

【このミモザの花をお家で飾ってみませんか?】

近年、ミモザの花は国内の花屋さんでも切り花で販売されています。もちろん、庭木・鉢花としての取扱もあるそうです。

【ミモザの花でコーディネートしてみませんか?】

また、ミモザをモチーフとした鞄や雑貨等のアイテムもたくさん。

一昨日、所用で京都駅から近鉄の特急電車で40分、奈良市内に行ってきました。(京奈両市は意外に近いです。京都市内間の移動の方が時間かかるかも。例えば市内の東に位置する清水寺界隈と西の嵐山まで40分では行けないと思います)

そこで立ち寄った【中川政七商店】さんのお店では、ミモザをモチーフとしたワンピースや鞄等を見つけました。その淡く優しい色使いがとても素敵なものでした。

ミモザの花をつくってみませんか?

私達は西陣の染色工房でシルク・麻・レーヨン等、多様な素材を染め上げてオリジナルカラーの手芸素材を制作し、手芸店【Art Fiber Endo】で販売しています。

この扱う手芸素材の中に【モール糸】という変わった刺繍糸があります。

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ふんわりとした風合いの糸です。糸の段階から手芸用にお使いいただくことを念頭に企画し、高圧染色を施すことによって洗濯や日光に非常に強く色落ちしないものに仕上げております。お使いの用途としてはそのまま生地にさしていただいたり、スパンコールやビーズなどと一緒にモチーフなどを作って頂けます。

この度、3月8日のミモザの日に合わせて、この黄色のモール糸を用いて作るミモザの花刺繍の制作キットをご用意しました。

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キットには、ミモザの花を刺すための3色の糸、葉の刺すための緑の糸、キャンバスの麻布、刺繍用と飾りの枠が入っています。制作はとても簡単です。

出来上がった作品をお宅に飾り、春の訪れを祝うのは如何でしょう。またお友達、大切な人にプレゼントするのもどうでしょうか?

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次回からこのキットを用いたミモザの花刺繍の制作シーンをご紹介したいと思います。ご購入の参考にして頂ければ幸いです。

【ミモザの花が咲くとき その2に続きます】

是非私たちのnoteとその試みをフォローして頂ければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

▲京都のお店で不定期に開催している手芸ワークショップ教室の様子です

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