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💜レンゲの花刺繍の作り方

💜1.【はじめに】

皆さん、こんにちは!【Art Fiber Endo】の花刺繍キットを用いた【💜レンゲの花刺繍】の作り方をご紹介させて頂きます。制作はとても簡単です。

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制作手順は
1.【花の図案を写します】
2.【刺繍枠を作ります】
3.【葉茎を刺繍します】
4.【レンゲの花を刺繍します】
これでだけ完成です。とても簡単です!

以下、工程を順に解説して行きます。おうち時間を使って刺繍を始めましょう!

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💜2.【キットに入っているものを確認】

以下の素材がキットに同封されています。

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💜4種類の糸

(a.)レンゲの花の為に、A.F.Eシルクぼかしリボン_No.107 シガレット巻き1本

(b.)レンゲの葉の為に A.F.Eシルクぼかしリボン_No.109 シガレット巻き1本

(c.).レンゲの茎の為に A.F.Eシルクぼかし刺繍糸_No.113(カード巻きにて(2.5m)

(d.)綴じ糸(カード巻きにて)

💜 刺繍用の額 1個

💜 麻生地 1枚

💜 作り方の簡単な解説文 ・花の図案

💜 刺繍針(オプションにて追加出来ます)

💜 チャコシート(写し紙)

💜3.【図案を写しましょう】

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2種類の図案が紙に描かれています。選んだ図案を使いやすいように、ハサミでカットした後、テーブルに生地を広げて、チャコシート、図案を順に重ねましょう。生地の中央で重ねてください。
そして、図案のラインをボールペンで強くなぞります。
図案のラインが生地に写れば完了です。
写すラインは茎だけでも構いません。レンゲの花や葉は茎のラインを中心線として、左右にアドリブで刺繍しますので、特に写す必要はありません。お好みでよろしくお願いします。
また、図案によらず、ご自身でデザインされた花を刺すこともお勧めします。皆様だけの様々なレンゲの花、是非拝見したいです!

💜4.【刺繍枠をつくりましょう】


まず、麻生地のキャンバスを枠に張ります。キットの中には、刺繍枠(作品を飾るための額にもなります)が入っています。この枠の内側には下枠となるパーツを挟み合わせています。狐色の丸いパーツが下枠です。
まず、この下枠を外します。枠の内側を持ち、引っ張ってください。すこし堅いですが、綺麗に外れます。

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吊り下げ用のフックがついているのが、装飾額です。きつね色の枠が下枠です。

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下枠をテープルに置き、キャンバスとなる麻布を被せます。下枠が麻布の中心に来るように置いてください。麻布を被せたあと、上から装飾額を置き、布を上下の枠で挟み込みます。枠内の面にしわが寄らないようにピーンと張ってください。

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刺繍を刺す準備が出来ました。布に写るラインは、うっすらしたものです。刺繍する際のおよその目安になる程度で構いません。

💜5.【茎をアウトラインステッチで刺しましょう】

では刺していきましょう。まず糸を針穴に通します。
針はフランス刺繍針の3号・4号をお使いください。
お持ちでない方は手芸店にいかずとも、ダイソーなどの100円ショップでも買うことが出来ます。
Art Fiber Endoでも販売しております。

【アウトラインステッチ】
【1から針を出し、2へ針を入れます】

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1と2の間、長さはお好みで、特に指定はありません。
刺繍に用いるこの緑の糸はArt Fiber Endoのシルクぼかし刺繍糸_113番です。

この刺繍糸は単色ではなく、一定の間隔で緑の濃淡が現れる【ぼかし刺繍糸】となっています。普通に刺すだけで、自然な草木のラインを表現することが出来ます。

アウトラインステッチの手順に戻ります。最初のひと刺しである1,2間に針を戻します。そして、1,2間、針目中央から針を出して、4の位置へ刺し続けます。

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刺しては戻す。この繰り返しです。図案に沿って刺し終えてください。


💜6.【リボンでレンゲの葉を刺繍しましょう】

レンゲの葉を刺すリボンはArt Fiber EndoのぼかしシルクリボンNo.109

刺し方はレイジーデイジーステッチです。(以下の写真は図案の茎をすべて刺し終えていません。制作は茎を刺し終えてからレンゲの葉を刺し始めてください)

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裏から針を出します。茎の先端から刺し始めましょう。

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最初の一刺しの位置1.からすぐそば、2の箇所に針を入れます。

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輪を作ります。輪のサイズは適当で構いませんが、写真は爪先サイズの輪を作っています。

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輪を作ったまま、輪の下辺り2.に針を入れ、先程差し入れた場所1.より少し上の辺り3.から針を出します。針を出すと自然と作った輪の中に糸が収まります。

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リボンがねじれないようにゆっくり引きあげつつ、4のあたりに針を入れます。
なお先程から提示している1.2.3.4.の箇所は極めて近接した箇所となっています。
ほぼ同じ箇所から針を出し入れしていると捉えてもらっても構いません。

動画でも刺し方をお伝えします。


4への針を入れる時はゆっくり、リボンがねじれないように、きつく刺せば葉は小さくなります。大きな葉を刺したいときはゆっくりめに

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お好みの大きさの葉に整えつつ、針を入れます。これで一つの葉を刺し終えました。この作業を図案に従い刺し続けていきます。

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葉を刺繍するリボンはぼかしグラデーションの緑です。続けて刺すだけで色彩の濃淡が生まれて、葉の自然な陰影が生まれます

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💜7.【最後にレンゲの花を刺しましょう】

葉を刺し終えた後は、レンゲの花を刺繍します。花はリボンステッチで簡単に刺繍出来ます。

レンゲの花はArt Fiber EndoのシルクぼかしリボンNo.107で刺繍します。

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107番は赤紫から黄色そして青に変化するグラデーションのリボンです。この変化するリボンをそのまま用いてレンゲの花を刺繍して頂くことも出来ます。作品サンプル1はこのシルクリボンをそのまま使いました。もし、花に青い部分が不要であると思われる方は、リボンの青い部分をカットしてお使いください。


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図案に従って花を刺していきます。裏から針を出します。


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生地の上にリボンを平たく伸ばし、ねじれのないようにしながら、リボンの中央に針を入れます。


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一花刺したら、順に横へと花を刺し続けて行きます。

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あとは続けて刺し続けるだけです

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以上で完成です。キットに同封した2種類の図案を用いて刺繍するもよし、ご自身でデザインされた花を刺すもよし。素敵な御作品づくりを!

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後処理について、
以下の動画を参考に、ぐし縫いして余った生地を折り込み固定してください。

解説は以上です。如何でしょうか?素敵な御作品をお作り頂ければ幸いです。

Art Fiber Endoはリボン刺繍でつくるレンゲの花刺繍の他に、


【チューリップ】

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【マーガレット】

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【モール刺繍糸でつくるミモザ他、花刺繍】

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12種類の花刺繍制作キットを販売しております。キットの他、4月にはminneでオンラインワークショップも開催します。ご興味のある方は是非、以下の紹介サイトをご覧頂ければ幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました!


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