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シブヤフォントで地域をつなげるアートファシリテーター第1回講座

1、開催日時  2022年8月6日 13:00〜17:00

2、参加者
    運営:東京工芸大学 福島治、シブヤフォント 磯村歩、水野弘子(記)
    受講者12名(欠席2名:加藤 明香里、藤掛 素子)(参照:別紙「受講者応募理由」)

3、場所  渋谷区文化総合センター大和田8F シブヤフォントオフィス

4、第一回講座の目的
本事業の概要、受講者同士の自己紹介、鑑賞プログラムの体験会を行い、受講者における本事業の理解を深める。

5、プログラム内容

1)オリエンテーション
 ①本講座の受講理由を中心に1人5分程度の自己紹介(受講者)

  

 ②本事業の概要の説明(磯村、福島)
  ・対話型アート鑑賞とは
  ・社会福祉振興助成事業について
  ・ファシリテーター育成について
  ・プログラムの進め方
  ・「一般社団法人シブヤフォント」について
  ・ご当地フォント・パターン展示・フォーラム
  ・シブヤフォント採用商品の紹介



商品に採用されたパターンと、そのパターンの元となった原画

2)対話型アート鑑賞の体験
 
 2グループに分かれて、シブヤフォントを鑑賞する対話型アート鑑賞プログラムを体験した。各グループには、本鑑賞プログラムの開発者である福島と磯村がファシリテーションを実施した(参照:下写真)福島と磯村から「タイトルを考えよう」「アートから音を感じよう」「セリフを考えよう」「ストーリーを考えよう」など、アート毎にさまざまな問いが立てられ、受講者は鑑賞から得られた気づきを元に、自分なりの答えを導き出した。
 問いの中には、受講者同士で対応する「アートでコミュニケーション」(鑑賞者一人のみにアートを見せて、他の鑑賞者に言葉でアートを説明し、その説明に従ってアートを想像し、描いてもらう)も実施した(参照:下写真)


対話型アート鑑賞実施の様子
対話型アート鑑賞実施の様子
対話型アート鑑賞実施の様子


アートでコミュニケーションの実施の様子
アートでコミュニケーションの実施の様子

6、まとめ

受講者は、アート鑑賞プログラムの体験を通して、アートに対する自分の感じ方、考え方を、他者とコミュニケーション(対話)を通して再発見し、また他者の意見を尊重する意識を醸成した。また、主催者側からの本事業における経緯、ステークホルダー、目的等の聴講を通して、本事業に対する理解を深めた。

7、次回の開催概要

シブヤフォントの関係者の話を聞き、よりシブヤフォントに対する理解を深める。登壇者は、渋谷区障がい者福祉課 齋藤課長、シブヤフォントに参加している渋谷区内の障がい者支援事業所である工房ぱれっとの施設長と同事業所の利用者(障がいのあるアーティスト)を予定している。また、第一回の鑑賞体験を踏まえ、対話型アート鑑賞(シブヤフォント版)のファシリテーションを受講者自ら実践する。


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