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ホーム開幕戦🔥タロウ半端ないって!【2024FC東京マッチレビュー 第2節サンフレッチェ広島(H)】
まえがき
遂にホーム開幕戦!前節、試合内容はボロボロだったけどなんとかアウェイで勝ち点1を持って帰ってきたFC東京。前節の反省点を修正して試合に臨めたのか!?自分も現地で応援しに行きました!
第2節マッチレビューも最後までよろしくお願いします🙇♀️
1.両チームのメンバーと注目ポイント
FC東京
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前節と同じ4-2-1-3を採用。前節J1初スタメンだった土肥は体調不良により森重が今季初出場。また久しぶりのJリーグ復帰となった遠藤渓太が今季初スタメン。広島のマンツーマンハイプレスをどうやって掻い潜るかが注目となった。
サンフレッチェ広島
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前節タレント軍団の浦和レッズ相手に完勝した広島は3-2-4-1を採用。注目の新加入、大橋に注目が集まった。
2.試合結果
FC東京 1 - 1 サンフレッチェ広島
得点者(アシスト)
69分 大橋祐紀(PK)
71分 荒木遼太郎
スタッツ
シュートは相変わらず少なめ。今季はそこまでボール保持には拘らない?
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3.前節から変わった点+今節の良かった点と改善点を局面ごとに解説
攻撃/ビルドアップ
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自陣ビルドアップは前節と変わっている事はほぼなかったと言える。玖生が原川の横に降りてくる回数が少し増えたり、佳史扶・リケ・森重の3枚で3バックになるような場面は何度か試合を通して見られたが、それらはおそらくデザインされたものというより個人のアドリブだと思う。
良かった点① 中盤3枚の距離感
玖生・原川・タロウの3枚の中盤の立ち位置が良く、良いコンビネーション(26分や50分)を何度か作り出していた。50分に見られたレイオフの形(原川→長友のパスはズレた)は前節も見られたような良い崩しだった。
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黒→ボール、青→人の動き
改善点① WGとSBの位置が遠い
現地観戦していて特に気になった点がWGの距離の遠さだ。テレビ画角だとあまり見えないがSBとWGの距離が遠すぎて、長友や佳史扶がボールを受けても全くパスが通らずとりあえず蹴って失うというシーンが多かった。この課題は前節のnoteにも書いたが早急に修正をして欲しい。(修正される気がしない...)
改善点② ボールホルダーへのサポートが少ない
前項目と似ている点もあるが、SBがボールを受けた時のボランチや後ろのサポートがかなり遅い(特に後者)。下の図で見ると分かりやすいと思う。
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1枚目だと後ろのサポートが無いためいつものように蹴って失うということが多発する。それを修正したのが2枚目。2枚目のようにすぐSBの後ろを作る事でボールをハイプレスから逆に逃す事もできるし、相手が前から来たら中盤が空く。そこにロングボールを蹴って前進するというような攻撃ができるようになる。
他にも修正点はあるが(左右の揺さぶり等)、前節のnoteに書いた事と被るのでここでは割愛。
攻撃/フィニッシュワーク
良かった点① 長友のオーバーラップ
広島は3-4-2-1、FC東京は4-2-1-3という事はサイドでの数的優位が試合の中で必ず生まれる。この試合でその現象を1番多く作り、有効活用していたのは長友のオーバー・インナーラップだ。広島はWB1枚でFC東京のWG、SBを対応しなければならない時があり、その瞬間的な数的優位でチャンスを作れていた。(クロス精度は低い....)
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他に大きく変わった点はそこまでなく個人の技術に頼るシーンも多々。
守備/プレス
前節と今節、どこが1番変わったかと言われると間違いなく守備の場面と答えるだろう。
広島の3バックにはFC東京の3トップ(4バックに可変する時もあり、その時はタロウが2トップになりプレス)。相手のボランチはタロウ又は玖生が抑える。相手WBにはSBがプレス。シャドーにはもう1人のボランチ(原川)+CBのどちらかがプレスするという形だ。(森重はリケに比べて抑えられてはいなかった)
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良かった点① 相手ボランチを捕まえる意識🆙
前節はアンカー(田中/C大阪)を抑える人が定まっておらずそこを使われる事があった所を修正できていた。相手ボランチの1枚が残りビルドアップをする時、玖生やタロウがそこを抑えていた。まだ開けてしまう事もあったが前節よりは良くなっていた。
改善点① 相手WBへのプレスの遅れ
今節は相手WBにSBがプレスをかける形だったが若干の遅れがあった。12分のシーンのように、少し遅れると一気にひっくり返されてしまう事があるのでそこは徹底していかなければならない。
前節よりプレスの精度、強度も上がっていてそこはしっかり修正されていると思った。ただもっと精度は上げられると思う。
守備/ブロック
基本のブロックは4-4-2のような形で前節とは大きくは変わらなかった。
良かった点① WG、OMFの守備意識🆙
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前節は前にCF・OMFが残り他の8人で守備をするシーンが多かったが、今節はタロウがしっかり守備に戻ってくれたお陰で、前節やられまくったPA前のハーフスペースを上手に使われる事がかなり減った。
また俵より遠藤の方が守備意識が高く、DFラインまでしっかり戻って2対1の状況を作ったりするなど前節から修正された点が見られた。これが偶然では無いことを祈る。
4.個人採点(独断+sofascore)
-評価基準-
10.神様 9.文句なし 8.めっちゃ良い
7.ナイス 6.及第点 5.もっと出来る
4.ダメ 3.話にならない
-スタメン-
GK 13波多野豪
評価:8(8.1) 1失点 5セーブ(62%)
今節も安定したセーブ・パンチング等でチームを救った。次こそはクリーンシートを。
RSB 5長友佑都
評価:7(7.2)
安定した守備で相手を抑えた。また良いオーバー・インナーラップで何度もチャンスを作った。クロスの精度をもっと上げたい。
CB 3森重真人
評価:6(6.8)
今季初出場。裏を取られるシーンがいくつかあったがしっかりボールを弾き返した。ビルドアップでは起点になるシーンも。
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CB 44エンリケトレヴィザン🇧🇷
評価:7(7.4)
クリア11、インターセプト5という脅威的な守備スタッツでも分かるように安定した守備だった。ビルドアップでは少々疑問あり。
LSB 49バングーナガンデ佳史扶
評価:6(7.0)
対人守備では遠藤と協力して相手を抑えるシーンが多かった。逆サイドからのクロス対応はまだ課題だ。持ち味の攻撃力をもっと出したい。
CH 7松木玖生©︎
評価:7(6.8)
ビルドアップでは良い位置に顔を出せていた。守備では相手ボランチを抑える縦ズレの意識が上がり、対人でも負けなかった。
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CH 40原川力 (82分out)
評価:6(6.5)
前節よりもビルドアップで流れの起点になっていた。守備でもゴール前を抑えられていた。
OMF→CF 71荒木遼太郎 👑
評価:8(6.7) 1ゴール
2試合連続同点ゴールの活躍、MOM。また、前節よりも守備の意識が更に上がった。この活躍を続けて欲しい。
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RWG 39仲川輝人 (82分out)
評価:6(6.7)
同点弾のシーンではオーバーラップした長友を上手く使った。もっとスピードを活かしたい。
CF 9ディエゴオリヴェイラ🇧🇷 (70分out)
評価:5(6.9)
前節よりは収まるシーンが多々。ただPA内でハンドをしてしまいPKを与えてしまう。
LWG 22遠藤渓太 (70分out)
評価:5(6.6)
久しぶりのJリーグとなったこの試合、主に守備での貢献を見せたが攻撃では違いを全く作れず。ここから期待。
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-サブ-
CH 37小泉慶 (70分in)
評価:6(6.4)
途中から入ったが守備の面でしっかり抑えた。
LWG→RWG 70ジャジャシルバ🇧🇷 (70分in)
評価:7(6.9)
ドリブルでぶち抜いたり、絶妙なスルーパスなどを披露。Jリーグ初ゴールが欲しい。
CH 10東慶悟 (82分in)
評価:6(6.7)
後半フリーキックに繋がる絶妙なスルーパスを披露。
LWG 33俵積田晃太 (82分in)
評価:6(6.7)
前節よりも前を向いてボールを受けるシーンが増えた。
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5.まとめ
前節よりも守備面で修正した部分が見られた事は良かった。失点はハンドによるPKのみだったからこそ勝ちたかった。攻撃は正直前節から変わっている点はほぼ無い。個の能力が強い選手が多いから点は取れているが、調子を崩したりいなくなったりしたら大変なことになりそうだ....。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
次節ホームヴィッセル神戸戦は高、小柏、徳元あたりを見たいですね。そして「彼」を完封して今季初勝利を🔥
2節終了時の順位
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