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12星座の性質・本質について考える ①牡牛座

皆さんこんにちは!
もうすぐ3月ですね~。
私の場合、3月が年度の終わりで、4月が始まり、という日本式の生活から離れてかなりたちますが、この時期のエネルギーは大好きです。
私が3月生まれの牡羊座のせいだからかもしれません。3月になると、いつも初心にかえりたくなります。

最近は、星座の性質についてもう一度考えています。
この前、一応これまでまとめてきたものをアップしたのですが、2年前に書いた記事などもあって、読み返していると、当時よりももう少し理解が進んでいる部分があるな、という箇所がいくつかありました。


この1年、実際に皆さんのホロスコープを読み続けており、
「既存の情報や普及している一般的な解釈」と「現時点での私の解釈」に、「皆さんが現実に体験していること」を照らし合わせる作業が続いていました。

本当に有り難い事に多くの方々に出会えて、大変勉強になっております。なので、あらためて現時点での解釈をまとめていきたいと思っています。

人は誰でも、12星座の性質をもって生まれてきます。

どの天体がどの星座に配置されているかによって、その星座の性質が濃かったり薄かったりします。

ハードアスペクトは、その星座と、そこに配置されている天体の性質が裏目に出てネガティブな感情を引き起こす事がほとんどですが、アスペクトを統合して奇跡的なエネルギーを生み出す事も可能です。ソフトアスペクトであれば、ポジティブにそのまま使えていったりします。

濃度の違いと、生まれた環境によって、どんな個性になるかは人それぞれ。

いずれは、その濃さを調整しながら独自のカラーを使って人生を歩んでいけるようになります。ネガティブなままで人生を終わらせたいか、ポジティブにして終わらせるかは自由に選択できます。

ちなみに、私の考える真のポジティブさとは、自身のネガティブな経験、環境、感情に価値を見出して、それを前向きなものに変えていく、ということです。

陰陽の模様がそれを表しています。↓↓

陰にも陽に通じるポイントが、陽にも陰へ通じるポイントがあり、陽も陰も同価値であるという考えです。

自分がどういうネガティブな穴にはいりやすくて、どうやったら脱出できるのかは、星座の性質とアスペクトをみると予想がつきやすいです。

前置きが長くなってしまいましたが、星座の性質を知ることは、やはり基本中の基本なので、今日は牡牛座についてみていきたいと思います。
(牡羊座からスタートではなく、順不同になっていくと思います。)

皆さんは、どのハウスが牡牛座でしょう?
(2つにまたがっている人もいると思います。)

私は9ハウスが牡牛座です。9ハウスの始まりは牡羊座ですが、すぐに牡牛座になり、そこにキロン、金星、小惑星のセレスとベスタがあります。

しつこいくらいにこのnoteで言っていますが、私の金星は、冥王星と海王星を底辺としたヨッドの頂点です。

9ハウスは未知なる世界、精神世界、芸術などの探求、意識探求などをあらわします。

私は「牡牛座」の本当の性質や意味を理解するために、ヨッド頂点の金星がここにあって、探求し続けることになっているのではないだろうか、、、とずっと思っていました。けれど、長い間、どうしても明確な答えが出せませんでした。

牡牛座は一般的に芸術や、声、肉体、五感、女性性などを表します。物質、お金などもあらわすとされています。これらの項目は、もちろん当てはまるのですが、本質はもっとシンプルなはず、、、とずっと考えておりました。

しかし、ここ1年で、私と同じように、牡牛座キロンの方々のホロスコープをかなり読ませていただいているうちに、これが牡牛座の本質なのでは?というのがみえてきたのです。

結論から言うと、現段階で私が考える牡牛座の本質とは、

「真価を見出し愛でる」

ということです。

牡牛座キロンをお持ちの方は、「自分には価値ない」「セルフイメージがよくわからない」「豊かさ=物質やお金と思っていたが、なんか違う気がする」とおっしゃる場合が多いのです。

ここで、12星座の神話についてもう一度考えてみましょう。

牡牛座神話に登場するエウロパは、元々王女として生まれているために、すでに上質のものを知っている状態でした。ゼウスが化けた牡牛を一目見て、他の牛とは確実にオーラが違う!と見抜き、恐れもせずに触りにいくのです。フワフワで温かく、美しい牡牛を想像するだけで癒やされそうです。

しかも、その牡牛(ゼウス)にエウロパは誘拐されるのですが、連れていかれた後も、すんなりと寵愛をうけて安心、安定、優雅な生活を送ります。

ゼウスはエウロパに、島に近付くものを破壊する巨人や、獲物を確実にとってくる猟犬、なくならない投槍を与えるのです。守備、攻撃、食料がばっちりな生活。エウロパが、もしも一般庶民だったら、ゼウスの妻なんて庶民の私には無理!こんな生活は似合わない!と思うところです。

けれど、エウロパは、まずゼウスの化けた牡牛を見抜き、自分にふさわしいと思う事ができたのです。

この神話からくるイメージとして、本来の牡牛座の性質としては、物事やその対象の真価を、しっかりと愛でることが出来る、という事になるのではないか、と思うのです。

さらに、そこから得られる豊かさは自分に価するのだ、と受け取ることが出来るはずなのです。

私も含めてなのですが、前述したように、牡牛座キロン持ちの方々は、自分に価値を見出だせない方がとても多い印象をうけます。キロンは苦手意識を植え付ける役割がありますので、自己価値にコンプレックスを植え付けられて皆悩んでいる、ということは、牡牛座自体には「自己価値や真価を見出す」性質があるんだな、と理解できたのです。

なので、、、

1ハウスが牡牛座だったら、自分の存在価値をそれこそ愛でなくてはいけないのです。

2ハウスだったら、自分のもっている才能の真価を。(才能を自分で見出す感じ)

3ハウスだったら、自分の発する言葉の真価を。

4ハウスは、居場所、家、基盤を表しますが、それよりも、自分の真価や価値観を精神基盤にしてしまえばよいのです。

5ハウスであれば、自身のクリエイティビティの真価を。

6ハウスは、真の自分や価値観で貢献をすることを。

7ハウスは、相手を鏡にして、自分の真価を見出し、同時に相手の真価も見出すこと。

8ハウスは、自分と相手の真価を尊重し深く交流していくこと。

9ハウスは、自分の真価自体を探求していくこと。

10ハウスは、真価で天職へ結びつけること。

11ハウスは、皆が自身の真価を理解した豊かな社会へ向かうこと。

12ハウスは、自身の感情や潜在意識の真価を。

これらを、それぞれ愛でていくこと。

これがまさに牡牛座の本質の意味なのではないかと思っています。そこに、五感、芸術、肉体、物質が関連してくるのでしょう。

全ての人には価値があるのです。

私の場合は、自身の真価とは何かをずーっと探求しながら、こうしてアートや星読みに行き着きました。

そして、今度はホロスコープを通して、他者の真価をみつける事に金星が働いて喜びを感じています。

キロンも9ハウスなので、探求すること自体をあきらめがちになりましたが、例え今の自分にはわからなくても、理解できなくても、それでも知りたい!という欲求のほうが強かったために、気付いたらキロンを克服していました。

牡牛座にキロンがあると、人生のどこかで真価や価値観を否定されたり、認めてもらえなかった経験をするはずです。でも、出生図をみていると、キロンをどう乗り越えて、その後、どう使えば良いのかというヒントが書かれています。

ちなみに、牡牛座に月がある場合は、そのハウスに関連した真価を、自分では到底得られないないのではないか、という出来事が人生で起こります。でも、それは見出した真価を自分のためではなく、太陽を使って他者へ渡す、諭す、還元する、という大切な意図が出生図に隠れているからです。

私の兄は牡牛座に月があり、私の牡牛座金星と合です。兄は、幼少期から、のんびりしたいと思っても周囲からせかされたり、音楽や五感に関連した才能があるはずなのに周囲に理解されない、という状況に遭遇してきたようです。そして、自分の真価がよく見えない状況に陥っていたようです。

そのせいで、定職につくのにかなり遠回りをしていました。

けれど、いつも感情面で不安定になったり、話がうまく出来なかった幼少期の私に対して、話をじっくりと聞き、蟹座の太陽を使って、私の感情に寄り添ってくれていました。

私は兄と話していると、心身共に落ち着いて、本来の自分を取り戻し、元気になっていくのです。兄の牡牛座の月は、真価のある場所へと私を戻してくれていたのだと思います。

どの月も、他者にとっては、自分が信じられないくらいの効力を発揮するエッセンスを保持しています。(自分では自覚できない、といったほうがいいかもしれません)

そして、どの星座もとても素晴らしい性質、本質があります。

牡牛座はまさにその本質を見出して愛でることのできる星座。
皆さんも、今一度牡牛座のハウスを振り返ってみてくださいね。


=はるなのホロスコープカウンセリング(フルリーディング鑑定書付き)は現在募集を一時停止中ですが、3月以降にまた募集を再開させていただきます。=





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