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ホロスコープリーディングーレオナルド・ダ・ビンチの性自認と太陽 ー

この前、アート好きな上の娘と、レオナルド・ダ・ビンチはすごい、みたいな事を話しておりました。

芸術家であり、それ以外にも天文学、物理学、医学など、彼の興味はつきることなく多才な人物として知られていますね。

昔、気になって彼のホロスコープをちょろっとみたことがあったのですが、ほほ~、は~、なるほど!というエネルギーが多くてですね、アートやクリエイターの方達にも参考になるかな、と思ったので、ちょろっと読んで、数回にわけてアップしていきたいと思います。

レオナルド・ダ・ビンチの出生時間をみつけたので、一応それが合っていると仮定して出生図を出しました。こちらの以下のサイトを参考にしてます。→https://www.astrotheme.com/astrology/Leonardo_da_Vinci



正式に結婚していない両親から生まれたレオさん(フルネーム長いんで、勝手に省略)は、父方の祖父と叔父さんに育てられました。
この祖父と叔父さんは、仕事をしなくてもお金に困らない暮らしをしていたので生涯無職だったそうだ。

射手座アセンダントのレオさんですから、実の両親は側にいないけど、まあいっかみたいな楽観さをもっていたかもしれません。4ハウス始まりであるICが魚座なので、良い意味では人類は皆、愛でつながっているのさ、という感覚がもてたはずです。

しかし、彼の月が魚座の3ハウスだとすると、わざと大人や周囲の中に自分を溶け込ませていた可能性も否めません。

魚座の月は、周囲や母親とわざと自分を一体化させて安心感を得る幼少時代を送る場合が多く、大きくなるにつれて、嫌な相手であっても、一体化していないと不安感に襲われます。

魚座の月は、相手のどんな感情も受け入れてしまう性質があるために、付き合う人間関係によって、心の安定度はかなり変動してしまう。魚座太陽みたいに、広い心で受け入れることができる、というよりはむしろ人が信じられなくなってしまう事もある。

なので、レオさんの心は複雑だったのではないか、と予想されます。祖父の家で、もしもゴタゴタがあったり、嫌いな人が家に出入りしたとしても何も言えなかったかもしれない。祖父や叔父さんの嫌な面に遭遇しても、それもまとめて愛そうとして無理をしていたかもしれません。

3ハウスの月ですから、絵や芸術などで自分を表現すること、アート関連の知性を獲得することで安心感を得ようと躍起になっていたのかもしれません。月と木星が合ですから、不安感に襲われたら拡大して大変だったのだと思います。

表現しないと生きてる意味ない、みたいな感覚。

しかも、この魚座の月、木星合は1ハウスアセンダントにのっかているパラスとスクエアです。


前向きな時は、彼の意見は周囲を魅了して対社会へと目がむいていく、という感じで発揮されるのが、このパラスの才能のはずですが、月の恐怖に囚われると、ネガティブさが増幅されて一切前向きになれなかったのではないかと思います。あと、この木星、月の合は、牡牛座金星ともゆるめのスクエアなんですよね。



時間をかけてゆっくりと「本物の美」を作り出す社会貢献に喜びを感じていけるようですが、月が不安定な時は、皆とつながるための作品を作りたい気持ちと、自分の納得するものをつくりたい気持ちが葛藤して、大変だったと思います。月を自我目線で使っているうちは、作品発表していないと、生きる実感がわかないはずですので。

月や金星は女性性を学ぶために重要なポイントです。

レオさんの場合、このスクエアの葛藤が起きて不安定になった場合、女性性のネガティブな面を木星が拡大し、月とスクエアのパラスによって、性自認が女性性のほうに異様にひっぱられる影響がでる、と考られます。もちろん、貢献に集中するどころではなくなります。

そもそも母親がいない状況で育っているため、甘えられたのは、祖父か叔父。共に男性です。だから、不安感が増幅して誰かに甘えたい、もしくはそれを受け入れてくれる誰かを探す時に、自然に男性に向かっていった可能性があります。真実はわかりませんが、この配置だとそういう可能性があります。

同性愛の罪で逮捕されて不起訴になったりしていますが、たぶん、レオさんの態度が同性愛を感じさせるようなものだったのかも。それでトラブルになったのかもしれません。いずれにせよ、心の葛藤が影響していたのは間違いないといえます。

性エネルギーは自分の中で統合できていないと、恋愛やパートナーシップ、他者との関係に反映します。それを通して学ぶか学ばないかは自由選択。

レオさんの場合も、この月にかかる葛藤を統合すれば、人類の誰からも文句がでないくらい荘厳で美しい作品を、時間をかけて、無限に(魚座の月、木星なので)生み出す事ができる、という事が出生図のアスペクトからわかります。ハードアスペクトは、統合すると、本当に奇跡的な新しいエネルギーになるんですよねえ。

レオさんの太陽は5ハウス牡牛座にあります。それは月、木星合とセクスタイルの協調アスペクトです。


1ハウス射手座パラス、3ハウス魚座の月、木星合、5ハウス牡牛座太陽、6ハウス牡牛座の金星から読み取れるレオさんの向かうべき方向性は、

自身が、楽しみながらクリエイティビティを発揮すること、精巧に磨いて作り上げた五感に訴えるような美で貢献をしていくことだったのでしょう。そして、人々の心を一体化させ社会を前向きに拡大していくことを意識して表現する、というポイントもとても大切だったみたいです。魚座的に無限に広がる世界観と作品の数々。w

しかし、こんなエネルギーをもってうまれたレオさんにだって恐いものがあった!というのも出生図をみるとわかりますので、次回はそれをみていきたいと思います♪

しかし、レオナルド・ダ・ビンチの出生時間、合ってる確率が高いですね~。


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https://note.com/artenglishworld/n/n90e9020bed31








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