見出し画像

怒りは発散せずにエネルギーにしないと勿体ない

私は現在莫大なストレスを抱えていますが(主に辞めたギャラリーや誹謗中傷のせいで)、結局ひたすら仕事をしております。

度重なる虐めや馬事雑言の中でも案外冷静に考えられているのは、人にイライラする暇があったら、仕事の(味方への)連絡をいれていかないと!という意識があるからです。

いくつもの案件やオーダーを抱えながら走っていますからね。

それらの仕事の中には、コロナ後遺症罹患中に体験したことが元で生み出されたシリーズの作品制作や社会問題としてのコロナ後遺症を解決に近づける案件も含まれています。

そのため復職した今年の2月から、いまだに毎日16~20時間は制作や仕事をしていますし(これはトップギャラリーがパートナーになったら変わるかもしれませんが)、毎日100人以上の方とメッセージでやり取りしています(その分対面でのアポを抑えていますが)。

その文面も相手に伝わるように言葉を選ぶようにしており、ひと文字単位で練り上げられたものをお送りしています。

コロナ後遺症罹患を経て生み出された作品の1つ

制作は、私の作品が集中力をかなり必要とするため、毎朝4時から開始するようにしています。

そして通院中の身でありながら、これほど動けているのは「怒り」があるからでしょう。

私がコロナ後遺症になった当時は、今よりもさらに社会的認知が低く、そのこともあってか差別・偏見・無理解(これらはスティグマとも呼ばれます)を絶望するほど味わいました。

復職をしてからは、未知の病になっていたこともあってなのか、現代アーティスト(画家)がいかに粗末な扱いを受けるのかをこれまでで1番味わいました。

結果、私は少なくないギャラリーやコレクターとの関係性を断たなくてはいけなくなりました。

今、この文章を書いていても辛いですが、それでもやるべき事を進めなければ悲惨な現実を変えられなかったので、血を流しながら必死に戦いました。

叫びながら(怒声を出しながら)筆を動かし、キーボードを叩いていたので、夏になる頃には喉を潰しました。

私は敵が多すぎたので、怒りをいちいち相手にぶつけずに(キリがなかったので)歯をくいしばって、ひたすら手を動かしました。

その結果、専業のプロとして在り続けられる売り上げと以前よりも良い契約条件で仕事に取り組めるようになりました。

怒りは膨大なエネルギーを生みます。

そのため、扱い方によっては大きく人生を左右します。

何が正しいとは言えませんが、可能であれば未来がより良くなる道を選びたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?