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松濤の2大美術館は徒歩5分の距離☀「戸栗美術館」と「松濤美術館」のハシゴがおすすめ✨どちらも程よい広さで中身が濃い!それぞれ全然違う体験が迎えてくれるのもうれしい~👑

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と言いつつ、私にとって松濤とは、学生時代のデートコースで大学と渋谷を結ぶ道。笑。当時は、デートに集中していてアートどころではなかった。。。(;^_^A

松濤エリアは、アートのような豪邸が立ち並んでいて、ハイソな非日常空間も好きでした♪当時はそれ以上深く調べなかったのですが、徳川家から佐賀藩主・鍋島家に譲渡された由緒正しい地。関東大震災を機に屋敷地を分譲したことで形成された、都内でも随一の高級住宅地なのですね!目と鼻の先に美術館が2軒もあることからも文化の香りが漂ってきます。

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今回、久しぶりに松濤へトリップすることになったきっかけは、戸栗美術館さんがロゴに掲げているなんとも面白い顔をした虎さん🐅

虎ロゴ

その元になったお皿も展示してあるというので会いに行ったのです🐅私の大好きな「変顔」+「かわいい」=「変カワ」💛に出会える予感がしたのです💛
創設者・戸栗亨さんが寅年生まれで虎が描かれた焼物を多数所蔵しているというのも惹かれたポイント。何をかくそう、私も寅年なので、虎キャラ大好きなのです🐅

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出迎えてくださったのが、同館3代目の戸栗正高人さんと、学芸員の黒沢愛さん。大理石をふんだんに活用した内装と螺旋階段に、貴族的な気品漂う美術館!お2人も優雅です。また、天井まである大きな窓から見える日本庭園がステキ💛
マイナスイオンたっぷりで清々しい!極めつけは、庭になっている檸檬🍋お庭の檸檬でレモネードを作ったり?!なんてエレガントなんでしょう。

そして本題。中核の「伊万里焼」と「鍋島焼」コレクションからお宝の数々を見せていただきました。
中でも、鍋島焼の色絵尺皿は、世界で数十点しか現存が確認されていないもの!あまりに希少で初代では手に入れることができず、2代目の戸栗修館長が2014年に入手したという壮大なロマンも(^^♪そして洗練を極めた鍋島焼の次は、癒し系の伊万里焼コーナー♨

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ついに「虎キターっ!」🐅完璧な「変カワ」の虎さんが、しっかりと伊万里焼の中から見つめてくれました💛

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そして見回せば、竜も、鳥も、変カワがいっぱい💛

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そして、創設者の戸栗さんが、開館前にコレクションのお披露目展覧会を開いたという松濤美術館さんへ!

渋谷区立松濤美術館 外観1

こちらは、なんといってもカリスマ建築家・白井晟一さんによるスペクタクルな建物が一興ですね☀学芸員の平塚泰三さんと西美弥子さんが案内してくださいました。

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彫刻家の三沢厚彦さんや、詩人の吉増剛造さんが、大喜びでこの螺旋階段あり、楕円の曲線ありの美術館でユニークな展示を繰り広げたというのが面白いです☆
今、松涛美術館で開催中の『真珠』展で、とても不思議な展示物を2つ発見したので、書きました✑長崎の大村藩主が食べたアコヤ貝から出てきた真珠?!👀✨
詳しくはぜひ誌面へ👑「菊池麻衣子の東京 ワンデイ アートトリップVol.17」☀月刊美術9月号(8月20日発売)掲載✨

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月刊美術9月号は「伝統を超えろ! 19作家の精華明日に咲く「花図」のかたち」特集(^^♪ご一読いただけましたら嬉しいです!!!

#戸栗美術館 #戸栗亨 #鍋島焼 #伊万里焼 #松濤美術館 #白井晟一

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