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アートとビジネスは相性がいい💛 アートとビジネスを融合し、新ビジネスを創造していくヒントを発信する連載第7弾が、12月7日に発売👑月刊誌『国際商業』(化粧品業界誌NO.1!) 1月号。 第7回のご出演は、画家の内海聖史さん。今月のタイトルは「絵画が四角である必要は、まったくない」☆ファシリテーターは 菊池麻衣子(「パトロンプロジェクト」主宰)🎀

⑩アートフロントギャラリー

パレスホテルやアンダーズ東京での煌めく大作を見たかと思うと、上野の森美術館で斜めにつるした絵画の行列のようなインスタレーションに出会い、細長~い星形の絵画が部屋の斜め下から上に立て掛けてある作品に驚く☆ビジネス界、美術界で縦横無尽にご活躍の内海聖史さんは、是非インタビューしたかったアーティストさんです!今回、哲学的かつ実践的な、既成概念を超越するお話を伺えました(^^♪

⑦上野の森美術館


【イントロダクション】

芸術とビジネスの融合。その可能性を探る今回の対談相手は、画家の内海聖史さんだ。固定観念を壊す〝ズレ〟の重要性は、新しい価値創造のヒントになる。

菊池麻衣子(以下、菊池)内海聖史さんの絵画はさまざまなシーンで拝見していて、輝くような色彩のグラデーションに魅了されてきました。アンダーズ東京の車寄せの特大絵画5連作は、四季の移り変わりを感じると同時に鏡の効果も面白いですね。パレスホテル東京結婚式会場のホワイエにある、横に広がる作品は、フォトスポットとしても人気だと伺っています。そんな作品を発表し続ける内海さんの企業コラボ体験の中でも、特に、ホテルとのコラボレーションやパブリックアートが目立っているように感じますが、ご自身にとって大きな企画はどのようなものがありましたか。

①虎ノ門ヒルズ

【インタビュー抜粋】

菊池: 内海さんは、ギャラリーの展示でも、絵画が人の動きを変えるという事を意識して制作していますね。絵画を斜めにして浮かせ、何枚も重層的に掛けたり、細い十字型の絵画を空間にはめ込んでいる作品などはとても印象的でした。人間行動学と合体したような作風ですね!

⑩アートフロントギャラリー


内海: そうなんです。私は絵画をとても自由度が高い表現だと考えています。絵画は古くから存在するので「四角いもの」「壁に掛かっている」「平らな画面」などの固定観念もついてまわるのですが、だからこそズラすと、ズラしたということがわかりやすいのです。また、そのズレへの認識がそのまま鑑賞者が「なぜ絵画を絵画と感じるか」への指摘となるのだと思います。

そもそも、なぜ絵画が四角いのかと考えると、建物が立方体を基準にして造られているからだと思います。建物の四角いスペースに呼応してうまれるのが四角い絵画なのです。でも、ラスコーの洞窟壁画やナスカの地上絵にはわざわざ四角い枠を描かないですよね。それこそ、絵画が建物に依存している証拠かなと思います。なので、私は敢えて星形の作品など、建築以外を拠り所に生まれる作品を制作したこともあります。そうすることで、絵画が四角い理由や、その必然性もまた見えてくるのです。

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菊池: 当たり前だと思われていたことに違和感を感じ、思考をずらしていくことで新たなものが生まれるし、昔からあるものにはなんらかの理由があることにも気づくのですね。アーティストとコラボレーションすることで、そのような発想プロセスを私達も身に着けていきたいものです。 そんな内海さんとのコラボレーションを経験した企業側や、お客様からの反響はいかがでしたか?

内海: パレスホテル東京結婚式会場のホワイエに展示した作品へのみなさんのリアクションは興味深いです。2012年に設置した当時、まだ「インスタ映え」という言葉はありませんでした。ですので、それを意識するはずもなく、「美しい作品」「良い作品」を完成させることに全力を注ぎました。そして年月を経た近年、ブライダルのサイトで私のその作品が「フォトジェニックスポット」として紹介された事で、私の絵の前で撮影をされた方が展覧会に足を運んでくれたり、SNSに投稿してくださるようになりました。

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☆『国際商業』WEB版⇒
 https://kokusaishogyo-online.jp/2019/07/27354

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#国際商業 #アートとビジネス #パトロンプロジェクト

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