芸術文鳥

ライター小田が美術展に行った感想をアップするページです。江戸絵画と近代日本画、ナビ派と…

芸術文鳥

ライター小田が美術展に行った感想をアップするページです。江戸絵画と近代日本画、ナビ派とネオダダ以降の現代アートが好き。文鳥はライトシルバーとシナモンの2羽飼い。あまりにかわいいので、いつも美術展にも連れていっていません。

最近の記事

芦雪の画のアベンジャーズ感。「動物の絵」展レポート2

それでは、誰も待っていないかもしれないけれどお待たせしました。府中市美術館「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」(前期)のマイベスト3を発表いたします。 展覧会のテーマにどれだけ合っているかではなく、シンプルに見て心を打たれた作品を選んでいます。 ベスト1 「象と鯨図屏風」伊藤若冲 MIHO MUSEUM蔵 【展示番号4】 この屏風を見るのは3回目です。東京・上野で開かれた「若冲展」(動植綵絵が展示されたときの)、「奇想の系譜」展、そして今回。 だか

    • 応挙はハチワレワンコ推し。「動物の絵」展レポート1

      東京の府中市美術館で始まった「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」のオープニングデイに行って参りました。 9月18日、三連休の初日、しかし、東京は台風到来の予報。マーベル映画のシン・チーじゃない、チャンスーがやって来るよ! 悩みました。というのも府中市美術館へはいつも車で行くのですが、駐車場から美術館までは200メートルぐらい離れていてちょっと歩かなければいけない。大雨大風の中、ずぶ濡れになるのも嫌だなぁと。 でも、雨雲レーダーで見てみると、土曜の昼間

      • 「芸術文鳥」最初のごあいさつ

        こんにちわ。文鳥飼いのライターの小田です。 ふだんの執筆ジャンルはTVドラマのコラム、映画の紹介、芸能人やクリエイターのインタビュー、小説(著者インタビュー)、ビジネスマンインタビューなどですが、2年前から本格的にアート鑑賞にハマり、美術展に行っては図録をじゃんじゃん大人買いし、住んでいる東京都内はもちろん横浜、埼玉、群馬、茨城はもちろん京都や奈良などにも遠征しております。 最近はワクチン接種2回目から2週間経ったタイミングで衝動が抑えきれず、突発的に京都にも行きました。蕪村

      芦雪の画のアベンジャーズ感。「動物の絵」展レポート2