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「メイキング・オブ・ムナカタ」音声ガイドに声優・細谷佳正さんの出演が決定!

皆さん、こんにちは。
アートアンドパートnote編集部です。

今年の10月より、東京国立近代美術館にて開催される版画家・棟方志功の回顧展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」。

棟方の疎開先であった富山県での展示が終了し、現在、第二会場の青森県立美術館に巡回中です。
青森と言えば、言わずもがな棟方の故郷です。

棟方の生誕120年を記念して盛り上がりを見せている青森では、現在田舎館村にて、稲を使用して田んぼに絵を浮かび上がらせる「田んぼアート」で棟方の作品《門世の柵》が再現されています。

その隣にはフェルメールの名画《真珠の耳飾りの少女》が再現されており、まさかの共演に注目が集まっています。

もちろん展覧会も、多くの方にお楽しみいただいているようです。

最後の巡回地は東京。
会場は、当時から棟方との結びつきが強くあった東京国立近代美術館です。

棟方は21歳の頃、立派な画家になることを夢見て青森からはるばる上京しました。
上京が決まってから、友達と”東京弁”の練習をしたという微笑ましいエピソードも残っています。

棟方が「世界のムナカタ」になるまでの画家人生を過ごした東京では、どんな盛り上がりを見せるでしょうか。

この度、東京展で実施される音声ガイドに声優の細谷佳正さんの出演が決定しました!
阿佐ヶ谷姉妹のお二人と一緒に、展覧会をご案内していただきます。


細谷さんより、展覧会へ向けてメッセージをいただきました!

◆コメント◆
今回『棟方志功展』の音声ガイドを務めさせて頂くことになりました、声優の細谷佳正です。
絵画を展示したり、彫像を展示したりする展覧会を見たことはあるのですが、版画の作品はあまり見たことがなかったので、今回音声ガイドを務めさせて頂くにあたり『改めて版画を見る』ということをしました。
歌舞伎者の着物の柄の様な、大胆で躍動感のあるデザインがカッコよく、絵画では表せない何かを感じた気がしました。
それは観る人の数だけ解釈があると思います。
是非皆さんも、絵画では表せない何かを探して感じて頂けたらと思います。

棟方が息を荒げながら彫る「板画」ならではの、まさに大胆で躍動感溢れる作品は圧巻です。

ほか、本展覧会では「油画」や「倭画」、商業デザインなど多岐にわたる棟方の芸術をお楽しみいただけます。

ぜひ、細谷佳正さんと阿佐ヶ谷姉妹による音声ガイドとともにお楽しみください!


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【展覧会概要】
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
会場:東京国立近代美術館
会期:2023年10月6日(金)~ 12月3日(日)
公式HP:https://www.munakata-shiko2023.jp/index.html
 
言語:日本語、English、中文、한국어
※聴覚のご不自由なお客様へ、文字原稿の貸出を行います。
※音声ガイドの実施は東京会場のみとなります。ご了承ください。


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