ロンドンの美しい森を眺める5日間。大満足のairbnbのゲストハウス
2023年9月上旬の5日間、滞在していたイギリス中部の街からロンドンへショートトリップしました。この時滞在したゲストハウスが素敵だったのでぜひご紹介したい!というのが今回のテーマです。
ロンドンの中心地から地下鉄で15分ほどの場所にあるハイゲイトというエリア。窓からの鳥のさえずりを聞き朝のコーヒーを飲んだり、駅まで向かう道で森の中を歩いたり、夜はどこからか楽器の演奏が聞こえてくる中、昼間見てきた美術館などの写真をipadで整理したり。そんな5日間を過ごしました。
部屋の様子、周囲の環境、そして宿泊費用などを公開します!
ゲストハウスに到着。さっそく部屋の中をご紹介
9月11日(月)この日は午後バッキンガムパレスツアーを満喫し、ユーストン駅近くのパブで預かってもらっていた荷物を受け取り、駅近くのセインズベリーというスーパーで夜ご飯を帰りゲストハウスへ到着。最寄り駅のハイゲイトまでは約10分ちょっと。駅から歩くこと15分の道のりは、ひたすら真っ直ぐだけど坂を下り、また登りでキャリーケースを引いたままだと結構しんどかった・・・途中心配になり道を尋ねて家の前に到着。オーナーのヨランダさんから出かけるので、以前連絡していた通り鍵を取り中に入ってくださいねと連絡が来ていました。
ドキドキしていた鍵での解錠も無事にでき、階段を上がって3階の部屋へ。
(イギリスの鍵の仕組みが難しくて私苦手なんです・・・)
まずは部屋の中からご紹介します!
1ベットルームにシャワーとトイレのついた部屋となっています。
到着したのは夜19時半ごろ。少しづつ外が暗くなっている時間でしたが、ロンドンは暑さが続いているため、窓を開けてくれていましたが部屋の中が少しムッとしていた・・・ロンドン滞在がこんなに暑い日になるなんて、日本で予約した時は想像もしてなかった。
荷物を置いてきれいな状態で早速撮影&部屋の中を見て回ります。予約ページで見た通り、広くて綺麗!テンションが上がります。
ダブルベットは広くてゆったり。
サイドテーブルには、テレビと扇風機が。暑い日が続いていたので用意してあるのですね。私がイギリスにいた20年前は、夏でも扇風機なんて必要なかったのに。地球温暖化の影響を今回のイギリスでもひしひしと感じました。
時間が経ってもあまり気温が下がらずに扇風機を強風で回し続けました。でも静音タイプでないからちょとうるさい(笑)
窓のそばにはデスクがあり、ここで私は記事を書いたり、snsの投稿をしたりしていました。デスクの上にはポットとティーセットが置いてありました。
初日私は無防備に窓を全開にしていたのですが、外が真っ暗になるとこの部屋の明かりにつられて大きな蛾が飛び込んできました!!もうびっくり。
どうしよーと外出されているオーナーに連絡をとり殺虫剤の場所は聞いたものの、部屋を出ている間に蛾がどこにいるのかわからなくなった方が恐ろしいので、自分でなんとかすることに。
バッキンガムパレスのガイドブックをスーパーの袋に入れて、叩いて始末することに・・・(窓に網戸があったら・・と思いました)
そんなトラブルもありましたが、窓からの眺めはこの通り自然いっぱいです。
窓から左の方を見るとこのような景色が見えます。木の奥の方に点々とした明かりが見えますか?あちらがロンドンの中心地なのです。近さがわかりますよね。
さて部屋の中へ戻ります。こちらがシャワールームとトイレ。こちらも綺麗で美しかったです。
2タイプあるシャワーは、どちらも強力に水が出てくるので気持ちの良いシャワーの時間を過ごすことができました。ロンドンって古い建物が多いから水圧が弱いというイメージがあったのですが、お金をかけたらいい設備にすることは可能なんでしょうか。
部屋の中の掃除は定期的には行われませんが、オーナーにお願いすれば掃除やタオル交換はしてもらえました。
さらに2階にあるキッチンも使うことができるということでした。
2日目の朝の風景
朝になりました。
窓から見た眺めはこんな感じです。前に見えている森はクイーンズ・ウッド(Queen'S Wood)という広大な森です。広さは約52エーカー(約21ヘクタール)ということなのですが、サッカー場約29個分、または東京ディズニーランドの半分くらいの広さなのだとか。古代から存在している森の一部で、王立森林でもあったためこの名前がついているようです。
こちらの森にも歴史が色々とあるようで、ここで書くと話が逸れていってしまうためまた別のところでご紹介したいと思います。
窓から下を覗くと見えるのが、滞在している家の庭です。私が泊まっているのは3階建ての家で、オーナーのご家族が住んでいる家の一室がゲストハウスになっています。ゲストは庭には出れないのですが、窓からこのように美しい庭を楽しめるようことが出来ます。
私が今回この宿を選んだ理由の一つは、高級住宅地エリアとしても知られているハイゲイトに滞在して、生活を見てみたかったからなのです。イギリスの庭は建物の後ろにあるため、前を歩いていても見えないんですよね。
隣のお宅の庭もとても素敵でした。大きな犬を飼っていてたまに出てきて吠えていました笑
庭をどのように演出しているか、個性があり見ていても楽しかったです。イギリスの好きなところの一つ、窓から見える美しい景色を大切にすることです。妹の家や親戚の家、友人宅も、そのほかにも今回訪れたたくさんの場所には必ずと言っていいほど眺めの良い景色がセットです。
建物はこんな感じ
外に出てみましょう。こちらが今回のゲストハウスのある建物。これはテラスハウスと言って、何軒もの建物が横にずらっと並んでいます。私の滞在した家は白い車の泊まっている前の部分です。一見そこまで大きそうには見えませんが、3階建てで各階にかなりの部屋数がありました。
3階は私の部屋以外にドアがあと3つあったはず。
建物の前の通りの様子です。左右に建物がずらっと並んでいます。
通りの名前は、Onslow Gardens。左右に番地が振られた家があるという並びになっています。右が奇数、左が偶数という感じに並んでいます。
並び方は場所や国によっても違いますが、ヨーロッパはストリート名と番地がわかっていると比較的探しやすいのが便利ですね。
その点日本は難しいですよね。
大通りから通りに入るとこのように標識があり通りの名前がわかるようになっています。
ハイゲイトはロンドン中心地から近い
滞在していたハイゲイトはどのあたりにあるのか地図でご紹介します。
まずはロンドンの広域マップで。赤い矢印があるのがゲストハウスの場所です。
もう少しズームした地図で見ると・・・
最寄りの地下鉄の駅はハイゲイト(Highgate)です。ノーザンラインという地下鉄の線が止まる駅で、15分くらいでロンドンの中心部まで着きます。
ハイゲイトの駅からゲストハウスまでは歩くと15分くらい。でも坂を下りまた登りでこの15分は結構体力を使います(笑)
私は歩くのが好きなので毎日ずっと歩いていましたが、バスの停留所もすぐ近くにあるし、頻繁に走っているのでとても便利でした。
さらに見てもらうとわかりますが、緑のエリアがたくさんありますよね。これは全て森のような場所や、大きな公園です。
上の地図を拡大した地図がこちら。赤い矢印の下に見えているのがQueen's Wood(クイーンズ・ウッド)です。部屋の窓から見えていた森です。
この森は開放されていて誰でも自由に歩くことができます。
森の中はこのように本当に自然らしい森が広がっています。人に会うのはたまにという感じでしたが、危険とかそういった雰囲気は感じませんでした。カフェがあったり、犬の散歩をしたり、または通勤にこの道を通っている人たちを見たからです。
そしてリスや鳥がカサカサと木の間から出てくる姿に何度も遭遇。私も毎日ここを通って駅に向かってました。
駅からの帰り道。平日の18時半ごろ。帰宅途中の男性が前を歩いていました。毎日こんなところを通って通勤できるなんて本当に羨ましい!!
森の入り口にはこのような標識が。ここはLondon Borough of Haringey(ロンドン・ハリンゲイ区)の管理の公園です。連絡先や緊急時の連絡先などもきちんと記載されています。
右の方はイベントのお知らせも。9月24日14時からのこの森にどんな種類の木が植わっているのか説明を聞きながら散策するガイドツアーの告知です。無料のイベント。参加したかったなぁ。
宿泊費はどうだったのか
私は2023年9月の4泊をこの宿で過ごしました。どのようにここを探したのかというと、今回初めてairbnbを利用してみたのです。
ロンドン中心地のホテルではなく、20年ほど前にホームスティをしていたロンドンの北部の自然の多いエリアがいいなと思ったのがきっかけです。ホームスティしていたのはハイゲイトではなかったのですが、割と近くの場所でこのハイゲイトにも歩いて来たことがありました。
今回イギリスに行こう!と決めた頃に見た映画の舞台がこの近くで、映画に登場した場所にも行きたかったのがエリア選択の理由。
・清潔そうで、おしゃれな部屋
・駅からの交通が便利
・窓からの眺めが良い
・良いコメントが多い
・部屋にシャワー・トイレがあり、ポットやドライヤーなどの設備がある
などが決めるポイントになりました。
最後の判断は値段でしょうか。意外にも良心的な値段でした。
4泊で64089円。
物価の高騰で心配でしたが、この値段なら文句はありませんでした。
静かな環境でリラックスできた。そしてオーナーの女性の丁寧で親切で対応の速さがさらに安心感を与えてくれました。
今回aribnbを初めて使ったのですが、良いシステムになっていますね。これは世界中で使われるわけだと納得。予約の際オーナーにメッセージを入れます。そちらを読みオーナーは了解するような形になってました。まぁ断られる場合があるのかはわかりませんがいきなり予約確定という仕組みではないようです。
チェックアウト後には、メルカリのようにコメントをしましょう!とメッセージが送られてきます。私がアンケートに答えたりコメントをすると、オーナーが私に対して書いてくれたコメントを読むことができるようになっています。このオーナーのコメントは次の宿泊先を予約するときなどに見られるので結構重要そうです。
▼私の泊まったゲストハウスはこちら
(階段の写真を部屋の写真に変えた方がいいよね・・・教えてあげたい)
今回はロンドンで泊まった素敵なゲストハウスをご紹介しました。
宿泊先を選択するのも旅の重要なポイントですよね。何かの参考になると嬉しいです。
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