物流業務で売上拡大のサポートを！
こんにちは、愛されセンター長ことほそのです。暑さも落ち着いて過ごしやすい季節になりました。一年の中で一番好きな季節という方も多いのではないでしょうか。
そんな私、TikTokデビューしました笑
シュールです、シュールですが弊社物流管理システム「mylogi」をしっかり紹介していますよ！
さて、今回は「物流業務でも売り上げ拡大のサポートができる！」という内容となります。早速ごらん下さい。
売上拡大のためにバックヤードができること
①入荷～サイトアップ（販売開始）までのリードタイム
１つ目は、商品の入荷から販売開始までのリードタイムです。
新しい商品を仕入れても、商品情報をサイトに登録し、販売を開始しなければ売上にはつながりません。商品が入荷してから販売開始するまでのリードタイムが何日もかかっている場合は、ささげ業務 （撮影、採寸、原稿作成）を統合することでリードタイム短縮が可能です。
物流センターに撮影スタジオ機能を持つことで、撮影商品の移動工数、日数の短縮、運送費、などコスト削減にもつながります。
また、撮影機能に限らず、例えばアパレル製品の検査、補修、加工などの機能を物流センターに持つことで、返品商品を再販するまでのリードタイムを短縮することも可能です。
特に、アパレルなどの季節商品はサイクルが短く、シーズンを過ぎると価値が低下してしまうので、価値が高いうちに売り切る必要があるのでリードタイムの短縮は重要です。
②出荷リードタイム
２つ目は、出荷するまでのリードタイムです。
消費者が商品を探すとき、
「週末にバーベキューで使う備品を探している」
「金曜日に着る服が欲しい」
など、消費の目的に合わせて商品を選び、購入します。
「安いから買っておく」というセールのような場合以外は、目的に合わせて最適な買い方をするかと思いますので、「希望の日時までに商品を受け取ることができるか？」という点が重要になってきます。
どこよりも安い値段で販売していたとしても、目的に合わせて商品を探している消費者にとっては、値段よりも「このショップで購入した場合、いつまでに商品が届くのか？」がわからないと、自社のサイトを選んでくれることはありません。
ポイントは、「午前中までに注文・決済が完了した注文については、当日中に出荷する。」という出荷リードタイムを設定し、それをできる作業体制を構築すること。
そのうえで、出荷リードタイムをサイト利用者に対してわかりやすく明示することです。
大量出荷などに対応する人材確保が難しいときは、物流会社にアウトソーシングすることで、出荷に対応することが可能になるので検討してはいかがでしょうか。出荷が完了するまでのリードタイムは短いほど消費者に選ばれるチャンスは広がるかと思います。
③在庫管理、情報管理の仕組み
３つ目は、在庫管理です。
在庫を正確に把握し、販売用在庫としてサイトに在庫登録しなければ、販売機会を逃してしまいますし、正しい在庫管理ができていなければ、在庫数よりも多く注文を受け付けてしまうなどのミスも起こります。またロケーション管理ができていなければ、出荷作業時に商品を探す行為が発生し、生産性の低下や誤出荷の原因となります。
そんな時にWMSの出番です！
誤出荷、出荷遅延、販売機会ロス、過受注などの業務ミスが発生している場合は、WMS（倉庫管理システム）を使ってバーコード管理するなど、実在庫の管理方法を見直してバックヤードの品質の向上を行いましょう！
ECサイトの評価は、製品の価格や品質だけでなく、顧客対応や配送など購買の前後に伴うサービスを含めた一連の買い物体験全体で評価されるため、出荷作業の品質がショップの価値に直接つながると言っても過言ではありません。
まとめ
今回は売上拡大のためにバックヤードが行うポイントついてまとめました。
マーケティング用語に、「1：5の法則」というものがあります。
これは、新規顧客に対する販売コストは、既存顧客の5倍かかる傾向があるといわれているものです。
EC事業においても、「顧客のリピーター化」は非常に重要なポイントです。EC利用者は、「頼んだ商品が希望する日時までに届くか」「間違った商品が届かないか」など、配送サービスに対して不安を抱いている人が一定数います。
そして、自社サイトの新規顧客が、リピーター化してくれるかどうかは、商品を注文してから商品を受け取るまでのバックヤード業務の評価が大きく影響します。
つまり、バックヤード業務の仕組みを強化することが、ショップの信頼を構築し、顧客のリピーター化につながる重要な施策ではないでしょうか。
是非バックヤード業務の見直しを行ってみてください。
ちなみに、弊社フルフィルメントサービスもありますので、外部委託を考えている方はお気軽にご相談ください！